週末、東京出張でした。
ある企業と社長様を紹介していただく機会を頂きました。

その企業は創業から１００年超。社長は６代目。

当然会社の規模も実績も私たち小川の家（創業５１年）とは比較にならないわけですが、共通点があります。それは「お客様家族の幸せな人生に貢献する」という使命感に基づいた仕事であり、経営です。そして、やり抜く、引き受ける、逃げない、という責任感。

出張中、いろいろと考えることができました。旅や出張というのは、私にとっては、新たな気づきの機会でもあります。

６代目社長や社員さんたちとの面談ミーティングを通じて感じたことは、私には「よりそう」という姿勢が最近、かけていたなあと言うこと。猛省しました。

すべてのご相談お問い合わせに対して、同じスタンスで、それぞれのご家族の事情が違いますので、それを踏まえて、私なりに精一杯対応しているつもりなのですが、実際問題として、お役に立てる方とそうではない方とに分かれます。

私たち小川の家に資料請求、お問い合わせ、モデルハウスの体感などをしていただいた方というのは、みなさん、笑顔で子育てしたい、家族仲良く心も体も健康に暮らしたい、という思いを持たれていると思っています。程度の差はあれど、今のご自宅では、望む暮らしが叶っていないから、家を探し求めているのだと思います。

それぞれの家族が、何がしかの課題を抱えていて、それをくみ取り、整理して、解決すべき課題とその優先順位を明確にして、さらには解決策まで考案して提示する、解決するまでお手伝いする、それが私たち小川の家の仕事なのですが、最初の段階で「よりそう」という姿勢が不十分だと、次には進まない。

「笑顔で子育てしたい」「家族が心も体も健康に暮らしたい」ただそれだけの要望、ニーズを叶えるために、まずやるべきは「よりそう」ことだとわかってはいるものの、それがうまくできないこと、うまくいかないことがあります。

要因の一つは、私自身の「スタンス」と「人間の器」の問題であり、もう一つは「社会環境」にあると思います。

今、コロナ禍で、多くの人が不安を抱えながら生活しています。コロナ禍で自宅から一歩外に出れば、ピリピリせざるを得ない社会になっている以上、自宅が家族にとって、くつろげる、安心、安全、快適であることは、これまで以上に重要になっています。

「社会環境」を私が変えることはできませんが、私は自分自身の「スタンス」を変えることはできますし、努力によって器も大きく、深くできる。

２０２０年７月３１日は私にとって、大きな転機となる日になります。

暮らしを変えると決めるから、数ヶ月後に変わるのであって、同様に、私も、もっと「よりそえる」人間になる、と決めました。

私への相談等を通じて「寄り添ってもらえていないなあ」と感じましたら、ぜひ、そのまま「小川さんって、寄り添ってくれるんじゃなかったんですか？」とリアクションしていただければ幸いです。

写真は完成したばかりのモデルハウス（SMILEFUL　Mタイプ、９６m２、吹抜・床下暖房バージョン）

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