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夫婦をゆがめる「間取り」を再読して思うこと

久しぶりにブログを投稿する。個人のFBではほぼ毎日、文章を書いているけれど、このブログに書き残す機会がめっきり減ってしまった。徒然なるままに、昔は書いていたのに。i Instagramの時代になり、伝える手段が3分の動画になったからだろう。とはいえ、それはきっかけ、フックにすぎず、大事なこと、大切なものは何かを問い、考え、考えをまとめるのにはやはり文字であり、文章だとわかる。AIが進化しているし、私も使うけれど、結局のところ、それっぽいことをまとめてくれるだけで、読み返すと、心に届くものはない。

私は社長室なるものがある。そこで仕事をしている。畳6畳の和室だったものをリノベーションして、書棚に囲まれた空間にしていただいた。設計は建築家の遠藤幹子さん。数年前、福岡に拠点を作ろうとあれこれ考えていた時、当時の親和銀行の山川部長(現十八親和銀行 頭取)から「小川さん、これいいですよ。当行が始めたので」と福岡支店で開設されたコワーキングスペースを紹介いただき、入居した。私のデスクの目の前が遠藤さんだった^^そこで親しくなってお願いした。

書棚は少しずつ本が増え、今年6月に広島県庁を退職して転職してきて、社長アシスタントとなった伊藤からは「社長の図書室」と言われるようになった。読書家ではないが、本は読む、というか、眺める。書棚はタイトルだけ眺めても学びやヒントがある。ふと目についた本が今自分が必要としているものなのだろう。

夫婦を歪める間取り

再読して開いてみると、2004年12月2日とメモしている。21年ぶりだ。

斜め読みしながら、やはりここには子育て優先の家づくりの原点、原則となっている設計思想、その前提となる家族の在り方、社会のあり方が書いてある。理屈はそうだとしても、それを実際に商品やサービスに落とし込み、事業・ビジネスとして消費者・世の中に提供する、要するに、それで飯を食い続けるというのは難しい。だが、私はそうやって20年、形にして対価をいただき、納税してやってきた。奇跡なのか、必然なのか、どちらでもよいが、そんな私であっても、葛藤がある。要するに、日和ったほうがよいのかどうか、である。ここでいう日和ったとは、目先の消費者の短期的な要望に応えるべきか否か。応えることでお金をもらうことである。果たして、それが本当に正しいことなのか。ここでいう正しさとは法的な意味ではない。人様の家を扱う、人生を扱う、その判断の総責任者として、である。家は同時に、社会インフラである。壊さない限り壊れない。壊すときには産業廃棄物である。わざわざつくる、残すに値するものなのか、それに正面からYESといえるものなのか。これはお金になる(売上になる)、儲かるかどうかとか、そういう次元とは異なる物差しである。

従業員を雇用している限り、雇用者としての責任がある。株主から経営を委託され受託している限り、経営者としての責任がある。創り手としての責務は色々あっても、その土台だと思っている。

子育て優先の家づくりとは、子供部屋優先の家づくりではないし、子供中心主義でもない。安くて便利で手っ取り早いものではない。補助金も助成金もない。
夫婦の宝、家族の宝、社会の宝であり、社会の未来を担う、子どもを育てることに対して、真摯に正面から向き合い、家族のこれからの人生、暮らしを真剣に考え、大切なものは何かを問い、その結論、方針の中で、家族の拠点をどうするか、その答え、選択肢の一つとしての家づくりのことである。

再読して、この20年、数多の夫婦、家族と泥臭い人間模様と向き合い、そして現在進行形でも家族、夫婦、妻、夫それぞれと向き合う中で、わかることがある。

それは、本音はどうなのか、である。本心を隠す、隠す。要するに、嘘をつく。

結局、本心は何に現れるか。隠すことができるのか?

結論、隠すことはできない。なぜなら、それが現実に現れるから。
つまり、現実を見ればよい。行為を見ればよい。判断で判断する。
判断が未来の現実になる。時差が出るから。

何より、日常の暮らし、子どもの表情、家族の心身の健康状態に現れる。

どうでもいいってのは、どうでもいいってことなんですよね。

あることがある人にとっては大切なものであっても、ある人にとってはそのあることはどうでもいい。価値観の違い、生き方の違いにすぎない。

で、私はというと、大切なものが異なる人(相談者)に使う命は持ち合わせていないので、お付き合い自体をお断りする。私は私のいのちが大切だし、大切な命を子育ての家で働いてくれている社員の命も大切だからです。

それにしても、夫婦で大切なことをきちんと話し合えない、先送りする、そんな夫婦が多い現実。
その先に一体どんな未来が待っているのだろうか。instaで他者の暮らしを眺め、いいねを押すよりも自らの暮らしのリアルをどうするか、このままで良いのか、しっかりと向き合って答えを出す、方針を決めることに、命を使うべきである。

これからどう生きるか、大切なものは何か。大切なものを大切にするためには、何を捨てればよいのか、あきらめれば良いのか、抱える問題を解決し、願望を叶えるためにやるべきことは何か、その手順はどうすれば良いのか、明確にして、引っ張っていく、実現を請け負う、そういう仕事を四半世紀続けています。

このままではいかんなあと、直観的に思っているのであれば、その現実と直感にきちんと向き合い、なんとかしたいのであれば、家づくり診断を申し込みされてください。幸せな人生を後押しすることはできますので。


家づくり診断申込み
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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。