MY LIFE

イッペイ、長崎西高合格〜1月末E判定からのワンちゃん〜最初に諦めるのは親である

2022年3月16日 長崎県立高校の合格発表。
次男イッペイちゃん、長崎西高に合格しました。

学校での発表は9時半、webは9時50分。
妻からLINEで彼の起床は9時。大物ですねえ。
私も合格発表サイトのQRコードを妻から送ってもらい、ドキドキしながら待ちました。

あった。何度も確認しました。

一旦帰宅してイッペイとハグ。

着替えて学校へ記念の確認に。

本当に、合格していました。

1月30日、私がやる、と決めた時、合否の責任は学校や塾の問題ではなく、本人の問題ではなく、私の問題にもなった。5週間、計画立てて、毎日どころか、朝昼夜で計画を見直して、彼にやらせる問題を見極め、順序を決めて、それをいわゆるPDCAで高速で毎日回して。彼の勉強を見てきたので、彼の成長がいちばんわかっていたので、入試直前には、合格ラインまで実力的には届いていると思っていました。というか、届くにはどうすればよいかという逆算で学習を計画して鼓舞して、気分転換させてきたからです。とはいえ、もっともっと勉強、努力してきている子どもたち、保護者や塾の先生方がいるわけで、結果はわかりません。

彼の諦めない気持ちと集中力、適応力、潜在能力の高さがこの5週間で一気に炸裂した感じです。

他方、生物学的に、彼は12月17日生まれなので、成長、発達の時期が、4月生まれの長男キハチよりは遅いし、もともと小柄で声変わりもつい最近だったので、まだまだ伸びる、というものもありました。

何より、

一般に、最初に諦めるのは親だと思うのです。

子どもの潜在能力を諦めるのは親だと思うんです

中学3年の春の段階で、進路を「どうせ無理だろうから」と「失敗しないように」と信じて挑戦する、突っ込むことを最初から回避する。本人も「俺は頭が悪いから」と大して努力しなくても合格できるような進路をもっともらしい理由をつけて選ぶ。

子育ての家づくりでは、諦めない、という気持ちが大事です。実現させるんだ、暮らしと人生を変えるんだ、笑顔で安心して健康に暮らせる家を手に入れるんだ、という気持ちが必要です。ちょっと気に入らないことがある、思い通りにいかないことがあると、諦める人が多いわけですが、諦めた先にはどんな未来が待っているのでしょうか。

私は次男イッペイとの受験勉強において、最後、全力で突っ込んでみれば、不合格だったとしても、何がどう不足していたのか、かけがえのないものを得ることができるはずだと確信して向き合いました。それは私も同様です。力不足は何がどう力不足で、どこまではできるようになったのか、それがわかる。高校受験は人生に一度だけど大学受験はあるし、就職活動はあるし、働き始めたら、次々と難問が出てきて、その度に、向き合わずに回避ばかりするか、突っ込んでみて、失敗しても次につなげていくか。

大勝負に挑戦して、勝った、自分を自分で成長させた、自分の潜在能力の高さを自分で示した、イッペイを誇りに思います。

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。