願望を起点にする(過去インスタライブから)
「何を大事にするか」から、すべては始まる
先日、宮崎への移動の途中、モスバーガーで仕事の整理をしていて、ナプキンに「願望を起点にする」と書いて投稿したら、驚くほどたくさんの反応がありました。今日は、この「何を大事にするか」という話をさせてください。
「大事にしたい」を、決めていく
「子育てを大事にしたい」と言っても、では子育ての何を大事にしたいのか。私自身、毎日「何を大事にするか」と考えながらも、現実にはそれを大事にできないこともある。そこには常に葛藤があります。
夫婦といえども、結婚前にそれぞれの人生があり、結婚後もそれぞれの人生がある。母親としての人生、父親としての人生、一人の人間としての人生。その中で、今日何を食べるかから、人生の大きな決断まで、私たちは判断し続けているわけです。
うちに依頼してくださる方の共通項は、「何を大事にするか」で決めていくことを大切にしているお母さんだ、と感じます。それは、私が大事にしてきたもの、会社として大事にしているものと、その方の大事にしたいものが、だいたい一致しているということなんですね。
最初から、はっきりしている人は稀です
生まれた途端に「これが私の大事なもの!」と出てくる人はいません。生きていく中で、毎日いろいろ見て考えながら、「私はこういうものを大事にしていこう」と決めていく。周りを参考にしてもいいし、ギリシャ哲学から学んでもいい。要素はいろいろある中で、「じゃあ自分はどうするんだ」ということです。
なんとなく「こういうのがいいな」と思っても、「じゃあどうするんだ」という葛藤の時期、整理していく時間がある。「決めない」というのも、決めているわけですからね。
関係者が増えるほど、原点は希薄化する
「何を大事にするか」で合意していざ進み始めると、関係者がどんどん増えていきます。土地を探せば不動産屋さん、売り主さん、住宅ローンの担当者。建築の法律の基準。親戚に話せば、お父さんやおじいちゃんが何か言う。ネットを見れば、みんな言うことが違う。
そうすると、本来「何を大事にしたかったんだろう」ということが、どんどん薄れていく。「子供」の文字も「健康な家」の文字も出てこない世界になっていく。他の要素がいっぱい入ってくるからです。だからこそ、その要素に振り回されないように、「そもそも何だったっけ?」という原点が、判断基準の根幹になるんです。
だから私が、原点を持ち続ける
お客さんがよくわからなくなってきたとき、私が「これが大事でしょう」と明確に持っていると、「なるほど、そういうことですね」と言って、また進んでいける。これはお互い様なんですよ。
私は基本的に、同じ方向を向いてずっとやっています。あとは、その人が依頼してくださるか、私が引き受けられるか、実現できるシナリオが描けるか。願望を実現させる気があるから、「これは妥協してください」「いつまでに決めてください」という話になる。実現させる気がないなら、私が関わる必要もないわけですから。
信頼していただけるからやれる。信頼してもらえなければできない。そのためにできることは、正直にやる、一生懸命やる。突き詰めれば、それに尽きるんですね。それでは、今日もよい一日を。

