私たちの考え

2週間、休みます——なぜ私が毎年、巡礼の道を歩くのか(過去インスタライブから)

2週間、休みます——なぜ私が毎年、巡礼の道を歩くのか

今日から2週間弱、休暇をとって、サンティアゴ巡礼に行ってきます。去年に続いて2回目です。仕事もいろいろご迷惑をおかけしますが、お客さんには少し待ってもらって、行ってきます。今日は、なぜ私がこうして毎年休みをとるのか、その話をさせてください。

「1年の浪人」を、25年に分けて使う

私は浪人も留年も就職浪人も留学もせず、大学院にも行かず、ストレートに社会人になりました。だから、もし1年浪人していたら得られたであろう「考える時間」が、自分にはなかったんですね。

そこで考えました。1年浪人したと思えば、毎年2週間の休暇を25年続ければ、ちょうど1年分になる。20代で長崎に帰ってきてから、年に1回は1週間から10日、海外に一人で行っていました。それは考える時間が欲しかったから。子育てが一段落して、去年からまた再開したというわけです。

なぜ、巡礼なのか

「何しに行くんだ」とよく聞かれます。答えは「ただ歩いてみたいから」。それだけです。私はカトリックでもないし、スピリチュアルに興味があるわけでもない。ただ、妙に引きつけられるものがある。北アルプスもそうなんですが、自分の中で何か引かれるものがあって、とにかく行ってみる、やってみる。こういうことなのか、と確かめたいんですね。

フランス人の道という800キロ弱を、一度に歩くと1ヶ月かかる。それだけ休むのは無理なので、3回か4回に分けてやろうと。1回行ってみて、面白ければ続ければいいし、そうでなければそれで終わればいい。とにかく一度はやってみた、ということになりますから。

「言い始めれば、何もできなくなる」

行くと決めても、チケットを買ったり休みを調整したり、大変です。まさかこの時期に仕事がこれほど立て込むとは想定していませんでした。でも、それを言い始めれば何もできなくなる。だからとにかくやる。チケットがパーになるかもしれないし、体調が悪ければ歩けないかもしれない。それはそれで仕方がない、とやるわけです。

計画的に休むから、成り立つ

いきなりコロナで1週間休みます、ではなく、「この時期休む」とスケジュールをブロックして、その前後で調整する。当然、前後はハードになりますが、それでもなんとかいけるところまで来ました。

家づくりの相談でも「仕事が休めない」という方が多いんです。でも、コロナやインフルエンザにかかったら、いきなり休むじゃないですか。親戚が亡くなれば休むし、周りの段取りが多少狂っても、世の中は成り立っている。だから「休めない」のではなく、単純にそれが重要な問題なだけ。私はコロナにかかったと思って休みを取るようにしているんです。かかっちゃいないんですけどね。

違う空気を吸いに行く

同じ場所にいると、当たり前のことばかりになってしまう。だから全然違う環境に身を置いて、強制的に違う場所へ行って、「ああ、世の中にはこういうことがあるんだな」と味わってみたい。

一人で行くので、ワクワクする反面、緊張もします。昨日はそわそわして、食事もあまり喉を通りませんでした。行ったら行ったで、向こうから何か配信できたらと思っています。ご相談中の皆さんにはご迷惑をおかけしますが、ご理解ください。それでは、行ってきます。

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。