親切なおじさん
朝、車を降りると、そこには泣いている小学生の女の子。こちらをみて、寂しそうに泣いている。
「どうしたの?」
「怖い」
「誰か怖い人がいたの?」
「学校が怖い」
「学校が怖いの?」
「学校に行くのが怖い」
ちょっと待ってて、おじさん、一緒に付いていってあげるから。
ご近所さんのお子さん。
ご近所さんと言っても、周囲40軒はすべて私が家を建てさせていただいたお客様家族。
この子は、多分、あの方のお子さんだけど、家を建てた時には生まれていなかった。小学校2年生になったばかりという。
寝過ごしたのか、いつもはみんなで登校するのに、一人ぼっちになってしまったと。お母さんはお仕事で先に出かけてしまった。
おじさんのこと、知らないよね?
うん
知らないおじさんについていったらダメだよねえ。おじさん、小川っていうの。〇〇さんのお子さんだよね?うん3番目?2番目。
とにかく一緒に歩く。荷物を持ってあげて。泣き止んで、少しずつ落ち着いてきて、
学校近くのコンビニあたりで、前に小学生が見えたら
「ここで大丈夫」
と言ったので、お別れした。
ふと、自分は娘を学校に送ったりしなかったなあと。
毎朝、近所の子供達と一緒に行ったからなんだと思うし、妻に聞くと、我が子より、近所の子供が泣くから、一緒に連れていったことがよくあったという。
朝、伊王島へ散歩に行くために、車に乗ったら、エンジンかからず、マジー。調べると、鍵の電池切れ。。。
バタバタとしてたけど、こうやってタイミングってあるもんなんですね。車のエンジンがいつものようにかかっていたら、彼女と遭遇することもなく、一緒に歩いて連れていくこともなかったわけで。
知らないおじさんでも親切なおじさんはいるのです^^

