ローマ旅の忘備録
明朝、帰国の途につくので忘備録を。
円安。円が安いとは、日本(日本人が生み出すもの、価値の相対評価)が他国と比べて安い(経済的な対価を支払う価値がない)ということなんだと思います。経済学的には違う定義だと思いますが。
一昔前、アジアが日本と比べて安いから、アジアを旅すると、その物価の安さに対して、旅する恩恵を感じていた。でも、安いというのは、品質もセットだった。
日本はどうかというと、ヨーロッパと比べて日本の商品やサービスの品質が低いなんてことはない。高品質超低評価(低価値)
インバウンドを喜んでいるわけですが、富裕層に来て欲しいとか考えるのはすでに間違っていて、こちらの中流の人たちの普通の消費でも、日本人からしたらリッチですよ。だって、居酒屋のカルボナーラ3000円、テイクアウトのサンドイッチ1500円〜2000円って、日本じゃ考えられないです(日本じゃないんですけど)
一時期、築地の場外市場で、海鮮丼10000円がニュースになっていましたが、あんなに狭くて汚いお店(フードコート)で雑な丼で10000円なんて、って思ってたけど、こっちに来たら、そりゃ飛びつくよね。
円安のおかげで株高で恩恵を受けておるわけですが、円安が全体で見れば日本にメリットが大きいから円安なわけで、とはいえ、こんなに弱いというのは、それはそれで違う次元の問題ではないかと。
日本人の旅行者はほとんど見かけませんでした。居たとしても、海外赴任の家族が春休みで一緒にいる感じだったり。ローマでほとんど会わないわけですから、円安って物価の高い地域への旅行って躊躇いますよね。
インバウンドは国家戦略であり、その恩恵は日本人がうけているわけですが、物事には度(程度)というものがある。
高級レストランでコーラ1000円〜1500円だと思いますけど、こっちだと狭い居酒屋でその値段です^ ^
私の場合、円安(円高)だから旅に出かけたわけではなく、人生で見たときに、今なら行ける、今しか行けないから、来たわけですが、物価高も円安も気にしても仕方がないと思ってはいましたが、お金の問題を通じて、日本と日本人はこれで喜んでいてよいのだろうかと思わずにはいられなかった。不動産も欧米、中国の方々に買い占められるのは必然ですし、円安である限り、どうぞ日本を買いまくってくださいという意思表示でもある。
ローマテルミニ駅でフードコートのサンドイッチ1個買って2000円のローマより^ ^
写真は4000円のハンバーガー

