「何を持って心の豊かさと言うのか」

近頃の私の自問です。

心の豊かさが大切だと説き、

心豊かで健康な暮らしの実現を請負う私自身の心は、

そもそも豊かなのだろうか。

心の豊かさとは、笑顔か？

いや、それはちと違う。

思うに、心の豊かさとは、優しさ、思いやり、夢や希望、怒り、怖さ、悲しさ、イライラ・・・。何というか、様々なそれこそ人間的な感情がきちんとわき起こり、そうはいっても人生の局面では、より多くのプラス側の感性が自然と機能することなのではないだろうか。かなり分かりにくい表現ですが（苦笑）。

イライラもするが、優しさや思いやりもしっかり備えている。

笑顔もあるが、不機嫌な表情もある。

怠けたくても努力する気持ちの方が強い。

子どもを心豊かに健康に育てたいと思ったら、育てる側の親自身の心の豊かさが求められる。

物質的な豊かさや金銭的なそれは、数値で測れますが、心の豊かさは客観的にははかれません。だからこそ、心の豊かさという視点を意識して、生きる必要があると思う。

2009/4/16