2061本の記事を本にする
いつ以来か、記憶がないぐらいblogを書いていない。久しぶりなんてもんじゃないぐらい久しぶりにblogを開き、文字を入力している。
ふと、本を出版しようと思い立ったのは数日前のこと。前著は2009年。それ以前のブログをまとめて編集して出版した。「暮らしは変えられる」文芸社刊。
いつの頃からか、ブログをほとんど書かなくなった。一つはfacebookに移行したこと、さらにそれがInstagramになり、それが動画配信になった。文章を書くことがなくなった(個人のFBではずっと書き続けているけれど)
なぜブログをよく書いていたかというと、情報配信手段がそれしかなかったから。知ってもらう、理解してもらう、伝えるためにはそれしかなかったから。インスタはもちろん、LINEもなかった。YouTubeはあったかもしれないが、これほど浸透も発達もしていなかった。スマホで自分でテレビ局みたいなことができる時代になるなんて。
でも、ですね。やっぱり文章って大事ですね。動画もインパクトはありますが、一過性になる。写真の記事は消耗品です。現代のSNS情報は垂れ流しです。精査もされなければ読み返すこともない。暇つぶしには良いけれど、何かの物事を深く考えるには弱すぎる。向いていない。だって思いつきだから。速効性だから。
他方、書籍はそういうわけにはいかない。手間暇がかかる。それだけしっかりしないと世の中には出てこない。私もよく本を読むようになりましたが、インターネットの情報はほぼ知識にならないですし、きっかけにはなるけれど、揺さぶられるほどのものにはならない。
ブログはどうか。
今でも、子育ての家に依頼してくださるかたのほとんどが、過去のブログを、しかもかなりの量を読まれています。その時々で、私が感じて考えて苦悩したり喜んだりしたことを、そのまま記録しているわけですが、その過去の変遷を見て、なるほど、そういうことか、と。理解が深まる、深い問いが始まったりするわけです。
ブログを書かなくなったことの要因の一つは、アクセス数が減ったからです。これはブログの中身の問題というよりもインスタグラムとかLINEとか、動画配信だったり、そういうサイトを閲覧することがほとんどになったからです。
でも、ですね、今回、本を書こうと思った、その動機は、私も53歳になり、実践知・経験値を残しておきたいと思ったからです。前著から17年、この業界に入って来年で30年。子育て優先の家づくりを掲げて、25年以上、竹槍一本で事業をやり続けている、レア中のレアです。そこで得たもの、私が見てきた景色、経験、知識というのは、いつかどこかで誰かの役に立つ。必ず立つ。
でも、これだけ膨大な情報に溢れていると、その役立つはずの情報・知見も、見つけてもらえないわけです。私ですら、自分が書いた文章がどこにどうなっているか、もはや把握できていないわけですから。
インスタグラムで思いつきで喋る、文字起こしして、3分程度のリールになる。その時見た方が何千、時に何万となる。でも、ですね、流れ過ぎ去っていくわけです。見返そうと思っても、どこにあるのやら。
過去の私の実践知を生かすべく、AI小川さんがリリースされた。2009年からのブログ2061本をAIが読み込んで、そこから質問に答えるわけです。すごい時代ですねえ。
ふと思ったんですよ、でも、これもまた一瞬だけだな、と。即効性はあるけれど。質問に対してどう答えたのかもわからない。
で、本を出版してみようと。とはいえ、2061本の記事、110万字を自分で読み返して書き上げるなんて芸当は不可能です。出版社にお願いしてもどうこうなるものでもない(なるんでしょうけど)。
Ai使ってみようと。ただ、AIに解釈・要約させてはいけない。あくまでも私の言葉遣いの問題や科学的根拠云々の問題はあれど、原文のまま、使う。そしてそれをAIが構造化する、分析する。そうすることで理解が深まる。
まだ途中ですけど、すごいですよ。しっかりとAIが読み込んでいって、たとえば、夫婦間の問題という切り口について、2009年、2012年、2015年など、何度も出てくるテーマとして、時代別、横断して小川の思考の変化や一貫性を辿っていくわけです。
同時に、今言ってることのルーツが15年前にすでに宣言されている、とか。変化もしているし、変わっていないものもある。社会の変化、お客様の変化、社内外、プライベートの変化、それぞれの変化を踏まえてどう変化していったのか。膨大な量を、正確にきっちりやってくれています。真面目ですねえ。
いつ誰が読むか分かりませんが、ブログを再開します。インスタは写真を載せないといけないし(笑)

