心豊かで健康な暮らし

豊かな社会とはオーバースペック社会なのだろうか。

豊かな社会とは、どこまでオーバースペックを追求していくのだろうか。
私たちは本当はどこまで求めているのだろうか。

先日、アウディのエンジンがかからなくなった。原因は鍵の電池残量不足。鍵を差し込んで回せるんだけど、エンジンがかからない。警告灯は出るが、電池不足とは表示されない。
ちなみに数年前から助手席の鍵はかからない。これも電子制御云々。

住宅建築の仕事をしているけれど、去年の法改正で、愚かな書類の提出と協議事項が膨大に増えた。事務作業のコストと手間と無駄な時間が増えるだけで品質が変わるわけではない。新築需要の減少で許認可業務が減って困る人たちがいるから検査を難しくして行政が仕事を作るわけです。

施工も機能もなんだかんだと、どんどん追加されていく。そんなになくてもいいんだけどなあと。でも、どこかで何かあったときに、クレームになるから、多少オーバースペックであってもやっておくことは理にかなっている(昔はここまでやっていなかった)。あった方がよいという意味では確かにそうなのだ。当然コストも業務も肥大化し、やり取りは増える。気づけばあれこれ対応増えすぎて大事なことが抜けていくことがある。

AIチャットで対応するという機能がまた増えるけれど、チャットに聞いたところで解決しない。使えない機能がまた増え、それを維持管理するためのコストも増える。

あれもこれも説明しないといけないし、説明事項は無限に続くし増殖する。そして揉めるときは些細なことで揉める。初歩的なことで揉める。

豊かな社会とはオーバースペック社会なのだろうか。
家1軒建てるのに、3000万円もかかる社会なのだろうか。
軽自動車1台に、300万円もかかる社会を本当に求めているのだろうか。

クルマのブレーキパッドに不具合のメッセージが出た。交換する必要がある。あと何キロぐらい大丈夫なんですか?と尋ねたら1000kmという。交換するんですけど、今にもブレーキが効かなくなるような警告灯がずっとついて、あと1000kmって表示された方が慌てなくていいんだけどなあ。

車の操作ボードがタッチパネル式から物理的なボタンへ変わっていくそうだ。そりゃそうだ。

製品やサービスをつくる仕事をしているので、オーバースペックというのは、ほんと、厄介です。ややこしくなるだけ。

仕事寿命は余命いくばくもないので、オーバースペックに命を使わないように心がけないといけないなあと思います。

写真は尾瀬。抱っこしていた娘は高3です^ ^

どう生きるかが
いちばん大事です

  • Facebook
  • Twitter
  • はてなブックマーク
  • @LINE

私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。