MY LIFE

庭、石積み、造園の威力。

山小屋に行ってなにするの?
ずっと作業です。
落ち葉、小枝、工事の際に伐採して出た雑木、枝を拾って集めて、燃やすものと薪に使うものに分別して、小型の焼却炉で燃やす。敷地の境界がビニール紐だったりするのでそれを麻縄に変えたり、適度な枝を探して、杭にして、足元ぐらいで境界を明示する柵代わりにしたり。どこになにをどうするか、妻とその場その場であれこれ考えて、ずっと作業してます。

そして先週完成した庭の手入れ。
この造園がすごいんですね、インパクトが。
別荘地のオーナー、他の住民の皆さんの話題になり、この庭を見に、いろんな方が集まってきて、森全体で、石積み、美しい森、別荘地にしていこうというムーブメントになったみたいです。

「美しさ」って、美しいものを実際に見ないと、わかんないですよね。

汚い街づくりを掲げて計画建築する自治体も建設会社もいないんですけど、実際には美しくない街や建築構造物が一般的に造られる。そうすると一般的な日本人は、美しい建築や庭、街とは何かがわからない。だって見たことないんだもん。

これがブランド品や車と建築や都市建築との根本の違いなのだ。

フェラリーは美しい。
ブランドバックは美しい。
ペリカンの万年筆は美しい。

庭はコミュニティ、人との繋がりの場になるという思想・信念でやってきたけれど、まさか、この庭のおかげで、別荘地で、新たなご近所付き合い、しかもそれが別荘地全体に波及することになるなんて。

別荘地のオーナーがいちばん喜んでくれている感じです。

で、私がこの造園にお金をかけたのは、庭師に「一任」したのは、長男がランドスケープを学び始めたからというのも大きいです。

そういう領域のプロに対して、リスペクトしてお金をかける人はいるのだ。そしてそれが形になると、価値を見て、感動して、その仕事を依頼してくれる「次」が現れる。

長男はまだ実物を見ていませんが、日本の伝統的な石積みの技法をこうやって実際にいかす、しっかりと対価を支払う、そして造園が人の心を動かし、人生と街を豊かにしていくというリアルを、私が身銭を切って経験できたので、堂々と、これまで以上に信念とリアルを持って、息子が進む道を後押しできます。

センスがないのがセンスだから、センスのある人を探してお願いすると、センスが良い人みたいになっていく不思議^^

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。