心豊かで健康な暮らし

いまの暮らしは想定内?

本日、仕事納めです。

夏以降の正式依頼は、計10組。

特に12月は、4組ものご家族が

「我が家の未来」を「明るくする」ことを決めました。

*****

昨日、原発事故調査の中間報告が提出されました。

昨晩、NHKの特集を見ていて、

「想定外」⇔「想定内」という思考の結末が

いかにかけがえのないものを失うのか、

取り返しのつかない事態を及ぼすのか、

私の思考が及ぶ範囲とはどういうものなのか、

いろいろ考えさせられました。

*****

結婚を決めるときには、

誰しも「幸せな暮らし」を想定すると思います。

想定というより、期待する、望む、求める、あてにする。

実際の家庭生活はどうなのか。

「想定内」なのか「想定外」なのか。

お互い好きだから、いまの住まいでの辛抱生活は、

いつかは望む暮らしへ変わるものだと信じていたりする

「まさか、このままの暮らしが続くなんて、想定外?」

*****

気がつけば、結婚生活も3年、5年、10年と時が過ぎ、互いに歳を重ねる。

スイート10ダイヤモンドなんて要らないから、

この住居での日常を何とかしてくれ、なんて話になる。

「もう少し、待ってから」

いつもの、どこか来た道、をくり返す。

夫の中では、妻の中では、夫婦の中では、

カビ、ダニ、結露、陰気、窮屈、隙間風、不必要に叱る

底冷え住居での生活は、想定内かもしれない。

我慢すべき、辛抱すべき、美徳なのかもしれない。

しかし、期待して生まれてきた子供にとっては、

カゴの中で育てられることは

まさに「想定外」ではなかろうか。

*****

原発事故検証委員の言葉を聞きながら思った。

「安全性」の問題という以前に、

「姿勢」の問題ではなかろうか、と。

*****

たくさんのご家族から家づくりを任せて頂けるようになりました。

「なぜか?」

コンセプトは勿論、品質も価格も家づくりの手順も変えてはいませんが

夏以降、私自身が変えたことが2つだけあります。

ひとつは、姿勢

もうひとつは、意志

まず、社会と相談者、依頼主に対して、

家づくりを通じて向き合う姿勢を軌道修正しました。

次に、どこに向かってどう進むか。

意志のステージを変え、明確にするようにしました。

お客さまの暮らしが変わる、変える、人生が変わる理由は何か。

家族の未来が明るくなるのはなぜか。

それは結局のところ、自らの姿勢であり、意志でしかない。

この事実を私はこれまで100組以上のご家族から教えて頂いた。

なぜなら、小川の家の実現に、転職は不要だから。

地域も年収も無関係だから。

だから、わたしもお客さまの姿勢と意志に向き合うだけの、

いや、それ以上の、これまでとは次元のちがう

姿勢と意志が必要だと思い至ったわけです。

来年も小川の家は、ご家族と子どもたちの明るい未来に向けて、

子育て優先の家づくりを通じて、全力を尽くします。

ひとりでも多くのご家族に、

日常を豊かな心で健康に暮らせる住まいを提供します。

来年もどうぞ宜しくお願いします。

それでは皆様、よいお年を!

  • Facebook
  • Twitter
  • はてなブックマーク
  • @LINE

私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。