約束を果たすために
子どもが心豊かに健康に暮らせる家
これを約束し、実現させるのが私の仕事です。
依頼者にとって、道中思い通りにならないことが生じたとしても、それはあくまでも本来の目的を達成するための試練です。
本来の目的とは、その家族が、私たち小川の家に求めたもの、託したことです。私がセールスしたり、押し付けたりした暮らしでも家づくりの目的ではありません。
私が約束を果たすためには、依頼者であるお客様にも約束を守ってもらわなければなりません。
多くの場合、消費者は住宅業者側の信頼度・信用力を問題にするわけですが、実際に家族の求めたもの、望んだものを手に入れようとしたら、自分たち自身にも住宅業者や社会からの信頼、信用されるような行為が必要となります。
つまり、信頼関係・信用力というのは、どちらか一方だけでは成り立たず、必ずお互いが信頼・信用足り得る存在とならなければなりません。
一昨日、大阪O様の土地残金取引が無事終了しました。
私どもだけでなく、O様はもちろん、金融機関、土地売主、そして施工会社といった多くの利害関係者すべてが当初の約束を守りきった結果です。数か月前に約束したことを、その日を目指して、皆が努力、協力し、必要な作業をする。どれだけ社会情勢や外野の状況が変化しても、約束を守る。これがなければ取引は成立しません。つまり家族の願いは叶わないのです。
庶民が、庶民の手に入る価格(費用)で、家族が心豊かで健康に暮らせる住環境を手に入れるのは、並大抵のことではありません。その辺のマンションや建売住宅、ローコスト住宅を購入するのとは次元が違います。
難易度が高いとはいえ、実現するために必要なことは、現実を受け入れ、約束を守ること、これにつきます。
逆に言えば、現実を受け入れて、約束を守れる家族であれば(普通に働いてさえいれば)、小川の家は手に入るのです。
不安・不信・不確実な時代だからこそ、約束を守ることが何より重要になっているように感じます。