子育て優先の家づくり

そろそろ終わりにしよう

子育ては、住まいから。

年明けに初稿を書き上げた!と思っていたのは、気のせいというか、勘違いだったと思わざるを得ないほど、’初稿’は大変です(苦笑)

言霊といいますが、内容を読み返していくと、

・この表現はちょっと違うな

・このテーマとこれはまとめた方がよい

・これはここがいいと思ったけど、こっちの章に移そう・・・

計10万字を一つひとつ、一字一句、一行ずつ確認していくという膨大な作業を続けています。

日中は本業がありますので、執筆作業は、早朝・深夜、休日返上とならざるを得ません。

でも、編集が進むにつれて確実にスッキリしていきますし、自分の思考が整理されていくのもよく分かります。

とはいえ、費やす時間と労力には制限がありますので、そろそろ終わりにすることにしました(笑)

せっかくなので、初稿の一節を紹介します。

~身の丈の認識する~

「身の丈を知る」と言われると、世間では馬鹿にされたように受け止める人も多いのですが、各家庭が身の丈を意識し、足元を確認しながら判断していくことは、正しいことだと考えます。

私たち庶民の生涯収入は、勤務先、職種、業界によってある程度決まっており、想定から減ることはあっても、大幅に増えることはありません。

例えば、住宅ローンの支払い能力は、収入が二〇パーセント増えたとしても家族構成や教育費、年齢も変化しますので、返済額が単純に二〇パーセント増えるわけではありません。

両親からの援助やその額についても、両親の定年退職時をピークに確実に減っていきます。現状とはここ数年ではなく、今まで生きてきた集大成の実力・社会的評価であり、今後失業などで大幅に減収することがあっても、それが大きく増えることはありません。なお「身の丈云々をあなたに言われたくない」と不快に思われる方もいらっしゃいますが、身の丈とは、各家庭の収入や資産状況から算出した数字=実力であり、社会と本人が決めることであって私が決めるわけではありません。


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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。