子育て優先の家づくり

少しも先へ進まないあなたへ~堂々巡りの原因とは?

子育ては、小川の家。

月曜日な気分の祝日あけ金曜日、
古新聞をゴミステーションに持って行ってしまい引き返した小川です。
※自宅地域の収集日は月曜日

「ずっと今の住居に住み続けるつもりはない」
と予定、願望、計画、将来を語りながら、既に数年経過してしまっている方、まさに堂々巡りですね。

【堂々巡り】
 同じ議論が繰り返されて、少しも先へ進まないこと(新明解国語辞典)

夫婦の目標が統一され、それに向けて、自己資金を貯めているのであれば、それは堂々巡りとはちがいます。「準備」です。

堂々巡りとは何か。
お金(予算)の問題ではなく、夫婦がどう生きるかという問いです。
堂々巡りに終止符を打つには、お互いが合意(協力)できない点を自覚することから始まります。
そもそも夫婦でかみ合わないことは何か。

夫婦間で合意できない問題について

 ① 持ち家か、賃貸か
 
 ② マンションか、一戸建てか

 ③ 建てる場所の問題なのか

 ④ 時期の問題なのか(いまなのか、定年退職後なのか)
 
 ⑤ 住宅ローン借入の問題なのか(借金はイヤ、マイホームは現金で)
 
 ⑥ 誰が住宅ローンを借りるか、という問題なのか(共働きの場合)

 ⑦ 同居の問題なのか
 ⑧ 実家をどうするか(長男だから、など)
 
 ⑨ 「家族が豊かな心で健康に暮らせることを大事にする」というライフスタイルの問題なのか

 ⑩ 子供をどう育てるのか

これらをひとくくりにして「夫婦で価値観がちがう」となる場合もあります。
価値観がちがうんです、となると話し合いの議題は、家をどうするか、ではなく、それ以前に、これからも一緒に暮らすか=「離婚」問題になります。
『いや、離婚はしませんよ、たかが家(マイホーム)のことで』
実は、離婚問題に発展するんです、真剣に向き合えば。なぜならば、家(住まい)の問題とは、現実には日常の暮らし、家庭生活、子育て環境の問題だからです。
お互いが「いまのままでよい」ということであれば、まさに価値観は一致している。従って上記のような問題はそもそも生じない。「今の場所に一生住むことで合意」しているわけですから。
逆に、「一生住むつもりじゃないことで合意しているのであれば」、一つひとつの課題について、結論を出さなければならない。なぜなら夫婦だから。親だから。

性の社会進出や自立が進む現代社会において、
母親の意思とパワーは、はかり知れないものがあります。

しっかり生きる、生きたい女性は、自ら望む暮らしを必ず手に入れる。
パートナーに期待できないと判断すれば、離婚を選択する。
その事実は、社会統計の離婚件数としてハッキリしている。

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モタつくと、妻と子供に逃げられる(見捨てられる)
~ピリカラ教訓より~
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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。