誰と生きる、どこで暮らす
小説「舟を編む」の余韻でほわーとした感じの小川です。
「誰と生きたいか」と考えた時に
「この人とともに」と思った相手が夫(妻)ですよね。
そんな夫婦に子どもを授かると
「この子とともに」となる
次にごく自然に生じてくる問題は、
この人とこの子とともに「どんな暮らし」を望むのか。
漠然とであれ、箇条書きであれ、目をつむれば感情がわいてくる。
で、目を開き、現実を直視し、問う。
いまの日常は、(わたしが)望む暮らしとどの程度ちがうのか。
(いまの住居で)このままで、未来は明るいのか。
着るものであれば、季節、TPO、流行、気分で変わるし、変えることができます。しかし、暮らしの質を決める住まいに関しては、住居自体が家族それぞれの気持ちや健康状態を決めてしまう。洋服や家具家電製品を買い替えたところで、焼け石に水。そこに住み続ける限り、暮らしの質は変わらない。
キッチングッズを買い替えても、目に入るもの、触れるもの、広さや動線、家族とのつながり、明るさなど、台所自体が不快であれば、根本問題は解決しない。
「わたしはこれでいいんです」ならそれでいいんです。
そういう人生を心の底から望んでいるわけですから。
でも、もしそうでないのであれば、
「仕方がない」なんて自分に言い聞かせずに、
「(わたしが)何とかする」と心で決めて、勇気を持って、一歩前へ踏み出して欲しい。
少なくとも小川の家のお客様は、
皆さんそうやって望む暮らしを叶えている。
来年のクリスマスも、同じ住空間で迎えたいですか。
自分で動かない限り、環境は悪化すれども改善しない。
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家づくり診断:info@ogawanoie.jp
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