祝上棟!小川の家76(千代の幸)
昨日は、子育ての森・千代の幸にてK様の上棟式でした。
誰しも子どもがいようがいまいが、
いろいろなことを考え、葛藤します。
そのとき、子どもや夫婦の心と体の健康のことを考えて、
それを最優先して、決めることができるのか、
となると更なる葛藤があります。
いまの住居での暮らしは、快適ではないしどちらかといえば不快である。
しかし、利便性はよく、家賃も程々で、生活に支障はない。
子どもにとって良いとは言えないが、かといって、
住宅ローンを組んでまで、借金してまで、通勤が多少不便になってまで、
貯金を崩してまで、十数年もすればどうせ出ていく我が子のために、
家を建てる意味があるのかどうか。
そんなとき、私は常に問う。
「そもそも、いったい何のために結婚したのか?」と。
結婚で互いに誓いあったのは、何かと。
多くの夫婦が「幸せな家庭を築きます」だったのではないか。
そこで問う
「幸せな家庭とは?」
つまり、いまの住環境を見直す際、考えるべきこと、問うべき視点は
便利かどうか、家賃が安いかどうか、ではなく
「幸せな家庭を築けるのか」です。
私にとっての幸せな家庭の定義とは
家族仲良く、楽しく、心穏やかに、心も体も健康に暮らすこと、です。
そして心と時間のゆとり、少し懐にゆとりがあること、です。
幸せな家庭を築く努力を状況変化に応じて日々できるかどうか。
この一点にかかっているように感じます。