MY LIFE

親友に非常に辛いことが起こった

先日、親友に辛いことが起こったことを知った。神様は残酷だな、人生は残酷だなと。
誠実に、一所懸命、周りのため、家族のため、会社のため、世のため人のために身を粉にして生きている彼に。

絶対肯定の想念を信条として生きている私だが、さすがに親友に起こった事実をそう捉えるには時間を要するだろう。まだ整理はつかないし、整理がつくかどうかもわからない。起こった事実をどう捉えるか。さて、どう生きるか。

神は越えられない試練は与えないという。その言葉を信じて言い聞かせて生きているけれど、仮に自分がそうだったらどうだろうか。親友と家族に起こった試練は、それは直接の当事者ではない私にとっても一つの試練である。

何かできることはないか。何ができるかわからないが考える。そして実際に、何もできないことがわかる。まさに無力である。でも、今、何かできることはないか、必死に考える。本当に何もできないのか。

支えよう、と決めた。そして、その言葉、私の意志を伝えることを決めた。全力で、支えるからね、と。支えたいではなく、支えると決めた。そして、その言葉だけLINEを送った。届くかどうかわからないけれど。大丈夫?ではなく、俺は支えるからな、と。

届いた。

その言葉と意志を伝えたのは僕だけではない。親友Fも支えるぜ、と伝えた。僕とFの意志は伝えたし、伝わった。

支えたい、ではなく、支える。全力で支える。
前者は気持ちで条件付きだが、後者は意志。何があっても力になる。味方だ。

しんどいときに、話を聞いてもらえる信頼できる他者がいるかどうか。いるということがわかるだけで、それは微力にはなるのではないか。話す、話さない、それがいつかはさておき、そういう存在が自分にいる、というだけでずいぶん違うのではないか。支えには3つある。その三つとは、心の支え、お金の支え、論理の支えである。

「ありがとう」という返信に、ホッとした。自分は無力から微力になれたことがわかった。何も行動しなければ、本当に無力のままだったわけで。ここで返信できる彼はやはり人格者だ。

さあ、一緒に元気出していこうぜ。
しっかり一緒に生きていこうぜ。

とはまだ送っていない。今ではない。
それは会った時に言おう。

何があっても前向きに生きる。それは自分だけの人生においてではなく、他者の人生に触れた時も、そう捉えて生きる。簡単ではないのはわかっているが、悲観して後ろ向きの方針、考え方を採用したとして、その後の人生がよくなるのか?と問えば、それはNOである。だから前向きに生きるしかないのだ。

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。