生命保険はかけるのに、死なないと思っている
がん保険、かけていますか?
生命保険、かけていますか?
保険をかける目的は万一の備えです。万一を前提として想定している。
他方、マイホームの検討に関しては、ほとんどの方は、万一を想定しない。生命保険はたくさん掛けているのに、自分がいま死んだら、癌と診断されたら、妻と子どもたちの生活拠点、住まいはどうなるのか、真剣に向き合おうとしない。
生命保険やがん保険は、毎月の掛金を支払う(口座から引き落とされる)だけなので、真剣に考える必要もないし、何より、自分の今の生活を見直す必要もない。通勤が遠くなることもないし、住宅ローンという借金を背負うことも必要ない。なにかを判断する、妥協する、諦める必要がない。万一のときに、3000万円前後の生命保険金が入ってくる。入ってきたお金を残された家族が何にどう使うかは、残された家族が決めること。
持ち家のメリットは、万一の備えにもなること。住宅ローンは消え、かつ、生命保険をかけていれば、住居に加えて、数千万円の保険金を家族に残せる。
家族の人生を真剣に考える方は、借金してでもマイホームを購入する。日々の暮らしの質が、それまでのアパートや団地の一室とは格段によくなることに加えて、万一の備えにもなるから。
ずっと賃貸で行く、という考えの人は、そもそも持ち家に興味がないから、賃貸を前提に、預貯金や保険金を組み合わせ、万一に備える。ちなみにずっと賃貸という人は、安い賃貸物件には住まない。暮らしの質を確保できる賃貸を探して、住宅ローン以上の賃料を払っている。不動産を所有しないというスタンスであり、暮らしの質を落とす、我慢する、犠牲にするような生き方ではない。
将来的には家を建てたい、ずっと賃貸とは考えていない、とおっしゃる相談者は多いのですが、共通するのは死なないと思っていることです。病気にもならないと。例えば、癌と診断されると、住宅ローンを組むことはできません。がん保険をかけているのは、万一、癌になったら、です。その保険をかけるという判断は、例えば、半年後、1年後の検診で見つかるかもしれないを前提・想定している。
私の人生観は「世は無常」。
人はいつ死ぬかわからないわけです。ですから、やるべきことはやれるときにやっておく。私は父親であり、夫でもあるので、妻と子どもたちのために、やるべきことは生きてる時、元気な時に、やっておく。私がいつ死んでも、妻と子どもたちが路頭に迷うような状況には絶対にしない。
ご主人がいま、あるいは、1年以内、3年以内に、癌と診断されたら、あるいは内臓系の病気で入院手術が必要になったら、どうなるのでしょうか。ご主人は、自身がそのような状況を想定したとき、妻と子どもたちがどういう人生になるのか、真剣に考えたことはあるでしょうか。
安いとか高いとか、便利だとか不便だとか、校区云々、保育園や幼稚園がどうこうとか、広い狭い、そういう次元の問題ではないのです。世帯主が万一のとき、残された家族が安心して長くすみ続けられる家、自宅があるのか否か。ましてや、まだ子どもが幼いなら、どうなのか。
子育て優先の家づくりとは、万一のときにも、残された妻と子どもたちが安心して生きていけるような環境を作りましょう、という意図も含まれているんです。それをやるかやらないか、の決断です。家賃がもったいないとか、そんな次元ではありません。
9月ですね。今年も終わりに近づいてきました。
生命保険に入っているということは、万一を想定しているわけです。
住まいに関しても、マイホーム購入に関しても、家づくりに関しても、万一を想定してみてください。
家づくり相談申込み(夫婦間で温度差がない)
https://docs.google.com/forms/d/1lCbeq3IWpCHs9cfdyjEOyQbyZ-44brLDX5Re3gr1koI/edit
母親のための伴走サービス申込み(夫婦間で温度差がある、家探しもワンオペ状態)
https://docs.google.com/forms/d/1Jt8wDN10tgb7bvuHC_AzVRUtxw1f7X9c5CvHGe6LuiI/edit
資金診断サービス(住宅ローンを貸してもらえるか知りたい)
https://docs.google.com/forms/d/1UDU_TAf9yl3DwoRYZJwDHKIF1Cf2Y95KYo0Ani1qDhA/edit
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