子育ての家

安く建てたいあなたへ

「安く建てたいんですけど」というご相談があります。

何年経っても、何回尋ねられても、答えに困る内容です。適切に説明できないのです。なぜかというと、そもそも住宅を新築するって、安くないからです。1000万円以上の高額商品です。ローコストを売りにした住宅でも999円ではなく、9,990,000円です。そして、間違いなく、引き渡し価格で9,990,000円ということはありえない。おとり広告とも言える。

ローコストであれ高級住宅であれ、これからまだ特定されていないピンポイントの土地に、測量して、法令制限を調べて、周囲の状況を調査して、設計して、許認可をとって、地盤調査して、見積もりして、掘削して基礎からつくっていくんです。電話一本で「いくらでできますか?」と聞かれても、そう簡単にいくらです、とお答えできないです。最低価格を伝えたとしても、地盤が悪ければ、すぐに100万円〜、下水道が来ていなければすぐに100万円〜大型の車両が入らなければうん十万円〜、いくつかの許認可が必要であれば数十万円、許認可に数ヶ月、敷地に高低差があれば、土の搬出等でうん十万円〜100万円、という具合に、建物は同じでも、建築地がどの土地なのか次第で、あっという間に数百万円の費用が発生していきます。しかもそれがいくらかかるのか、ピンポイントの土地で一つ一つ、調べて検討して測量設計してみないとわからないのです。

電話一本で、しかも、どちら様かもわからない状態で、安く建てたいんです、いくらかかりますか、と聞かれても、電話口で、適切には答えられないのです。最低1,500万円〜と言えたとしても、上記の通り、土地次第でプラス300万円となると、最低1,800万円〜という現実になります。となると、最初は1,500万円って聞いていたのに、違うじゃないか、追加工事で300万円も取られた、というやりとりになってしまうんですよね。住宅紛争の原因って、最初の説明が誤解を生むケースが多いのです。

「安く建てたいんです」

「安いって、いくらですか?」

具体的な金額を提示していただければ、当社ではその予算では対応できません、という判断はできるかと思います。もちろん、その方の要望、要件がどれくらいなのか、相談時にはわからないわけですから、仮に2000万円以下で、条件を出されても、3000万円はかかるような内容を2000万円で、と要求されれば、それは無理です、となるし、2000万円でこれぐらいできると思っていたのに、2000万円で、この程度ですか、となると、期待(思っていた、イメージ)と違うという話になる。揉めるわけです。

そもそも当社は安い家を建てる会社ではありません。家族が心豊かに健康に暮らせるマイホームを実現する工務店です。子育て世代が買えるよう、手が届くように、創意工夫をしていますが、安い家を建てることを目的としているわけではありません。幸せに暮らせる家を適正な価格で提供する。無理して価格を抑えようとすればするほど、職人さんたちにも無理強いすることになります。必ずなります。企業努力はしますが、それでも限界があります。幸せに暮らせる家をつくる人たちが、その仕事を通じて、不幸になるのであれば、それは幸せに暮らせる家ではない。

あなたにとっていちばん大切なことは、

安く建てたいのですか?

安い家が欲しいのですか?

つまり、安物が欲しいのでしょうか?

安さ優先であれば、あなたにとっての最適な住宅会社は当社ではありません。当社は、子育て優先、皆ハッピーを優先する会社だからです。当社の事業の目的、家づくりの目的は、家族が幸せな人生を歩める商品やサービスを提供することであり、安い家をつくって提供することではないからです。

家づくり相談申込み(夫婦間で温度差がない)

https://docs.google.com/forms/d/1lCbeq3IWpCHs9cfdyjEOyQbyZ-44brLDX5Re3gr1koI/edit

母親のための伴走サービス申込み(夫婦間で温度差がある、家探しもワンオペ状態)

https://docs.google.com/forms/d/1Jt8wDN10tgb7bvuHC_AzVRUtxw1f7X9c5CvHGe6LuiI/edit

資金診断サービス(住宅ローンを貸してもらえるか知りたい)

https://docs.google.com/forms/d/1UDU_TAf9yl3DwoRYZJwDHKIF1Cf2Y95KYo0Ani1qDhA/edit

無料サービスに対するお客様の声

http://ogawanoie.jp/lp/lp2021_letter/index.html

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。