子どもと過ごせる日々が幸せなら、幸せな人生と言えるのではないか。
依頼主Y様の住宅ローン本承認の連絡が届きました。同日、相談者(仮)K様に対して「住宅ローンを貸してもらえないので子育ての家を実現させることはできません」という事実を伝えた。
年収はY様よりK様の方がはるかに多い。なぜ年収が少ないY様が家族が幸せに暮らせる子育ての家を手に入れることができて、K様はそれができないのか。
住宅ローンは個人の信用調査と審査です。これから長い間、お金をきちんと返してくれるか、貸し手の論理で審査されます。住宅ローンを貸してもらえるか否かは信用があるかないかです。貸してもらえる額は、収入や勤務先など、稼ぐ力の差です。信用の問題と程度の問題という本質的な違いです。
収入が多いということは返済していく力(原資)も多いわけですが、過去のお金の使い方で信用を失っているわけです。短期の信用ではなく、うん十年、これから本人が死ぬまで、お金に関する信用を失っているわけです。もちろん、10年程度で回復する可能性もありますが、それは相当な努力で立て直した人だけです。失った信用を元に戻すのは不可能に近い。だから信用第一、というのです。
【子育ての家】を掲げていると「老後のことは全く考えていないのか、どうでもいいのか」と懸念されることがあります。
私は、老後のことは、子育てが終わってから考えればいい、というスタンスです。目の前の子育てを精一杯最善を尽くす。子どもが巣立つ目処が立ってきてから、自分たちの老後のことを考えればいい。
子どもと過ごせる時間、そのかけがえのない日々が幸せであれば、幸せな人生だった、と言えるのではないでしょうか。笑顔で、喧嘩して、自由で、遊んで、怒って、走り回って、ドジって、健康で、元気で、そういう子育ての日々を幸せだと感じるんですよ。逆に、子どもの自由を奪って、抑圧して、我慢して辛抱させて、ストレス抱えて、陰気で窮屈でビクビクする子育ての日々って、嫌です。
Y様、幸せだろうなあって思うんです。これから3年、5年、10年、20年、子どもが巣立つその日まで、少なくとも住まいに関しては、あれこれ心配せず、毎日暮らせます。住宅ローンは支払う額も決まっています。子育ての住居の問題は解決したので、あとは夫婦で力を合わせて、幸せな家庭を築いていく、子どもを育てること、それだけに命を使えます。
毎月毎月、住宅ローンの借入金残高は減っていきます。資産は増えていきます。つまり、生活はどんどん豊かになっていきます。家賃の支払い続けることとは真逆です。毎月8万円が自分の資産に計上されていく。家賃は毎月自分の資産を減らしていくわけです。
マイホームを購入したら、お金に困る、生活が苦しくなる、貧しくなるのではないか、という不安を口にする方は多いですが、事実は全くの逆です。借りている人が貸している人(家主)よりも裕福になることはあり得ないからです。家賃を支払い続けてきたことで、現在どれほどリッチな家計になっているのか。これから先もより豊かでお金に不自由のない生活になるのか?と問うてみれば、理解できるのではないでしょうか。
家づくり診断サービスの申込み
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