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子育ての終わりを思い描くことから始める

手帳は「7つの習慣」を使っています。

第2の習慣:

終わりを思い描くことから始める

あなたは人生という道を運転するドライバーなのだから、行きたい場所を確認し、そこへどうやっていくかを確かめておこう。第2の習慣は、あなたが持っている独自の力が何かを教えてくれる。自分が行きたい場所を知ることがあなたが行うほとんどの意思決定を意味づけるのだ。

毎週、このような欄があり、何をどうするか、リスト化しています。

そこでふと、書き込んでみました。相談者が話していることと、やっていることから。

「住まいをどうするか」という問題は重要ですが喫緊ではありません。住まいの問題が重要で喫緊になるケースは転勤、進学、退去により、転居先を他者が設定した期限内に、探さなければならない時です。

「子育ての住まいをどうするか」という問題は、どんな子育てをするのか、したいのか、という問いに対する家族の方針です。願望と価値観を明確にする必要があります。そして、現実的に判断しなければなりません。願望と価値観に従うか、願望も価値観も犠牲にするか。価値観とは思考に基づく行為の現れなので。右という価値観に基づく、左という行為はない。それは価値観が左ということ。

住まいの問題は人生計画の一部です。人生設計の一部です。どんな人生にしたいのか、どう生きるか、そういう人生設計、人生計画における住居の問題が住まいの問題です。自然の中で暮らす、という人生計画に基づく、都心のタワマンという選択はあり得ないのです。

子育てに関しては、オムツを替えなきゃ、というのは重要で喫緊の問題です。今日の夕食をどうするか。

日々というか、目の前の重要で喫緊ばかりに命を使っていると、そもそもの重要な部分である人生計画をしっかり考えて準備する時間と労力が犠牲になっていきます。そして実は、多くの人は、錯覚や無駄という領域に、命とお金のほとんどを消費しているんです。

私の日常のスケジュールは上半分がほとんどを占めます。右上が多いです。意図的にそうしているうちに、そうなっていくのです。従業員にも錯覚や無駄にエネルギーを使わないように日々指示しています。

終わりを思い描くことから始める

私は常々、

明日死んだら後悔するか?
明日、自分が死んだら、家族と従業員とお客様はどうなるのか?
余命3年だとすると、何をするか?何をしないか?

と自問自答しています。

私が死ぬ確率は100%です。そして、いつ死ぬか、わからない、ということです。

100%死ぬわけですから、死ぬときに、それがどのタイミングであれ、幸せな人生だった、ありがとう、感謝、以上!という人生でありたいのです。そして、そういう人生になっています。

決断するのは、終わりを思い描くからです。
子育ての住まいを決断するのは、子育てと人生に終わりがあることにきちんと向き合うからです。

何年も検討する人は、終わりを思い描くことをしていないからだと思います。真剣に思い描く時間に余裕がない場合もありますが、どこかのタイミングで、人生計画を真剣に考え、それに基づき行動する必要があります。喫緊ではないが重要である。そして実は、この部分が一番重要で、重要で喫緊だと思っていたものの中には、錯覚や無駄だという物事がかなりの割合を占めていることがわかってくるのです。

子育てと人生の終わりを思い描くことから始めてみてはいかがでしょうか

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。