損得主義から幸福主義にシフトする。がん保険に入れば健康に生きられるのか?
当社は、子育ての家を専門とする住宅会社です。資料請求やご相談の動機は「子どもをのびのび健康に育てたい(but それが現住居では叶っていない)」という願望からだと思っています。
子育ての家を20年続けてわかったことは、実現するか否かの分かれ目は、収入、地域差、年齢、職業の差ではないということ。子どもをのびのび健康に育てられる家が手に入らないのは、自分たちの収入が少ないから、とか、〜地域には土地がないから、とか、子育ての家が高いから、とか、そういうことではありません。
その違いは何か。
損得で計るか、幸福で計るか、です。
相談者とやりとしていていて、何がどう違うのかなあと。どうすれば本人が困っている問題を解決して、本人と家族が幸せな人生を歩むことができるのかなあと毎日考えて、アレコレ説明します。
端的に言えば、収入の問題ではなく、お金の使い方の問題(差異)。お金の使い方とは考え方の具現化。優先順位の問題。生き方がお金の使い方と表に出る。価値観。どう生きるか、どう生きてきたか、どう生きているか、これからどう生きるか、それがお金の使い方と判断に現れる。
家づくり(マイホーム購入)は、これからどう生きたいか、どう生きるかを具現化する行為です。決断とは、決めて断る、です。家を建てない(マイホームを購入しない)という決断も、これからどんな人生を歩むかを具現化する行為になる。
子育ての家に関していえば、現状で、損得でお金を使っている、生きている部分を幸福に暮らすにはどうすれば良いかと考え方を変えていく必要があります。早い話、
損得主義から幸福主義にシフトする。
相談や質問の内容が子どものことや取引上必要な知識や判断基準のことではなく、建てることが損か得か、子育ての家を選ぶことが、損か得か、に陥っていくケースがよくあります。住宅会社を選ぶ、土地を選ぶ、タイミングを選ぶ、その前提となる日常の選択も、何を選ぶにしても損得なのではないかと思うことがあります。ひょっとすると、結婚相手を選ぶときも損得勘定だったかもしれません(そんなはずはない)。
誰でも損はしたくないわけですし、私もお客様に損をさせることはしたくないですし、させるつもりもありません。でも、それはあくまでも幸福であることが担保された上での、損得勘定だという順番です。損得勘定を先にしていくと、必ず失敗するし、うまくいかないし、後悔する、何より、幸福な人生につながっていかない。
わかりやすい例でいうと、ガン保険。
夫が癌にかかったら経済的に得するように毎月、高額の保険料を手取りから最初に支払っている。夫がガンになった時にお金に困らないように準備するわけです。そして、残ったお金が食費になる、住居費になる、貯金にする(貯金ができない)。これが逆なら理解できるんですけどね。余ったお金をがん保険に使う。
家族が毎日、安心、健康、自由、安全に、長く、快適に暮らせる=幸福な人生に役立つ住居を確保するために必要なお金が、ガンにかかった時に経済的に得する(お金が入ってくる)ことへの掛け捨て保険を優先することで、不足する使い方をしている。健康に暮らすことにお金をかけることがガンにかかるリスクを減らすんですけど。
この説明をして理解してくださる方は、保険を見直して、その分の月1万円とか2万円を住居費に充てることで、家族が心身健康に、安心して安全に長く暮らせる家(マイホーム)を実現させています。
子育ての家は、幸福な人生に役立つ道具です。家づくりはその手段です。目的は幸福な人生を歩むこと、この一点に尽きます。幸せかどうかは損得勘定では計れないです。幸せな人生を歩みたければ、一旦、損得勘定は脇に置く事です。
キャンペーンやポイント還元を判断基準にして生きていては、幸せに暮らせない。
家づくり診断サービスの申込み
https://docs.google.com/forms/d/1lCbeq3IWpCHs9cfdyjEOyQbyZ-44brLDX5Re3gr1koI/edit
母親のための伴走サービスの申込み
https://docs.google.com/forms/d/1Jt8wDN10tgb7bvuHC_AzVRUtxw1f7X9c5CvHGe6LuiI/edit
資金診断サービス
https://docs.google.com/forms/d/1UDU_TAf9yl3DwoRYZJwDHKIF1Cf2Y95KYo0Ani1qDhA/edit