信頼は一日にしてならず
日曜日、Sさま宅@壱岐市にて施工担当して頂く
(有)白川マイホームの白川社長と専務
そして福岡の住宅会社で修行中の社長のご子息が
小川の家の体感・打合せにお越しくださいました。
※写真左から、私の両親、白川社長、専務、ご子息、弊社工務:浦
S社長とSさまの奥さまのお父さまが知己ということで
企画設計:小川の家、施工を白川マイホーム、
建築地は、Sさまの生家(築100年以上)の建て替えです。
昨日から母屋の解体工事に入りました。
複雑化する社会環境ゆえに、
「子どもをのびのび健康に育てたい」
「家族仲良く健康に、安全安心して快適に暮らしたい」
この極めてシンプルなニーズを満たす住まいを確保することは
’簡単便利に’というわけにはいきません。
なんでも簡単、便利に、リーズナブルに手に入るようになればなるほど
家族や家庭の根っこの部分の豊かさ、幸せを満たす暮らしが
困難になるという、なんだか皮肉な現実です。
でも、だからこそ、大切なものはなにか、
そこを自問し、煩悩や欲望をそぎ落として、
シンプルに大切にして生きるという選択をすると、
価値観に理解・共感、協力してくれる人は、
最初の段階で周囲にいなくとも日本あるいは世界には存在する。
ネット社会がそれを支え、目の前の現実としてカタチになる。
実に暮らしやすく豊かで便利な社会になっている。
そうはいっても、理想やうんちくを語るだけなら一人でできるが、
カタチにする、のは多くの人の協力が必要で容易ではない(苦笑)
カタチにする根幹は、「信頼」
短期間で信頼関係を築けるかどうかは、
結局、それまで何を大切にしてどういう生き方をしてきたのか、
これからの目的地はどこかなのか、
それをお互いが確認し合い、認め合い、協力し合う気になり、
現実問題としてできるかどうか。
信頼は一日にしてならず、を再認識した次第です