子育て優先の家づくり

小川の家の間取り

子育て優先です。
家づくりの雑誌でよく見かける

「施主が考えた間取り」

ひとつの家づくりのやり方として

日本の住宅建築の慣習として

それはそれであり、なのだと思います

一方、小川の家はどうかというと

建築地が確定した段階で、設計指針説明書をお渡しし、

家族のプロフィール(暮らし)やヒアリングアンケートを踏まえ、

「夏井千春氏にお任せ」

が基本です。

最初からこういうやり方をしていたわけではありません。

お客さま家族が’快適=日常を、豊かな心で健康に暮らす’ためにはどうしたらよいか

試行錯誤の末、最善最適な手段として構築しています。

※10年かけてつくり込んだ、小川の家独自のレシピです

何がどうちがうのか、いつも考えます。

まったくちがうもの(暮らし)を提供しているので、

(他社と比べて)なにがちがうのか?となると

(原点)根本から全部ちがう、となるのですが、

理解してもらえるような説明を心掛けます。

ちがうものは何かとなると、要するに

「優先順位=大事なもの」の順番がちがう。

間取りの場合、

多くの人が、部屋数と広さ、立面(外観)と設備にしか目がいかない。

※だから敷地いっぱいに建物が平面で広がっていく。

結局、面積は広いが、窮屈な暮らしなる。窓を開けても陽が入らない、

風も通らない、お隣の壁かエアコンが、ゴミ箱しか見えない生活。

結局、大画面テレビのきれいな画像をみてくらす

これに対して、姉(夏井)は、

敷地に立って、なにが見えて、それをどう感じるのか。

光がどこから入り、風はどちらに流れ、気分のいい景色、

あるいは見たくない(=見えるとブルーになる)ものはどこにあるのか、

それを踏まえ、部屋の配置を決め、窓の位置、高さ、大きさを決めていく。

だからこそ、たくさんのOBの暮らしの声に、

’朝日がこんなに気持ちがいいなんて!’

という日常が、得られるようになる。

そういう暮らしを提供する為には、

各家庭のプロフィールを踏まえ、

「小川の家&夏井千春に一任」

して頂く必要があるのです。

※もちろん、誕生したプランでは納得できないようであれば、

それはその時どうするか、という対応になります。

今までの所、「額に入れて飾る」方ばかりなので、それはないですけど(笑)

週末は、Sさま(栃木県佐野市)の上棟式です

長崎県以外の上棟式には、なかなか出席できないのですが

今回は棟梁がお父さん(奥さまのお父さまが工務店)なので、

ハレ姿を観たくて、行くことに。

何が見え、どう感じるのか、楽しみです

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。