わざわざ○○する、しない
酷暑、始まりましたね。
「ステージが変わる」って、こういうことかと。
土曜日、「博多の旅」に出かけました。
目的は、20年戦士?のボロボロのソファーを買い換え。
家族での移動は、車が多いのですが、
今回は「揺れるカモメ」で電車の旅。
カモメ(長崎-博多)には、車両が二種類あります。
ひとつは、白いカモメ
もうひとつは、旧つばめ(博多-鹿児島の特急で使用されていたもの)
新幹線全線開通で’お役ご免’のつばめがかもめに変身。
先日、出張の際、乗り、「ボックス席」があることを発見。
これは家族で行くには、面白いかも、と。
※私、電車好きではありません。特にかもめは「酔う」
※山笠!
チケット代金は、往復1万5千円(大人2、子ども2)
妻と私は酔いましたが、子どもたちは元気ハツラツ。
翌日は、AM仕事、午後から市民プールにクライミング。
子どもたちとのかけがえのない日々を、そして、夏、全開です。
「子育てによい家を」と母親が求めると
「どうして?」と質問(詰問?)される
「子どもをのびのび健康に育てたいから」と想いを伝えると
「わざわざ○○しなくてもよい」というリアクションは多い。
例えば、
・ 借金してまで(家賃と同等程度の返済でも)
・ 通勤時間がのびてまで(現30分→40分でも)
・ 土地を買ってまで(親の土地、建物がある)
・ 長崎の業者に頼んでまで(地元にいないからなのだが)
小川の家の場合
・ 転職
・ 田舎暮らし
を勧めることはありません。
なぜなら、「子どもをのびのび健康に育てるため」の必須要件に、
転職と田舎暮らしは含まれないから。早い話、必要ではない。
○○したい、という言動は同じでも、それを叶えるために、
わざわざ○○する人もいれば、しない人もいる。
それは人それぞれ人生がちがうので、そりゃそうだ、です。
本気度、本心、思いがそうさせるし、そうさせない、。
かもめに酔う私ですが、
電車を見るたびに「乗ってみたい」と興奮する子どもたちに
酔うのは覚悟してでも、経験させてあげようと行動したのは、
「子どもにイキイキ育ってほしい」と心の底から思うからです。
たかが、電車、往復4時間、1万5千円、たった1日です。
子育ての住まいも同じです。
「決める」には、苦悩や葛藤がありますが、
確実に得られるものが、実例としてあるわけです。
逆に今の日常は、確実に、かけがえのないものを失っているわけです。
本当に、それで自分の人生だけではなく、子どもの人生も
責任もって、納得し、後悔しないのでしょうか。
子どもたちの加速度的な発達、吸収、成長を実感するたびに、
子育てのために、わざわざ小川の家を建てることの有意義さと
かけがえのないものを手に入れるというより、
失わずにすむことを痛感します。
いずれにしても「決めるのも、決めているのも、自分自身」
周囲がツベコベ言っても、煮えきらなくても、
自分の生活、子どもの健康を守るのは自分しかいない。