お客様の声

母親の臨界点

母親の臨界は、どこか。

24時間365日、子育てだけでなく、

炊事、掃除、洗濯、家事に追われる子育て奮闘中の母親たち

子どもだけならまだしも

「夫という、0番目の子どもの世話」までしなくちゃいけない

「私が、我慢すればいい」

「私が、ぜいたくなのかもしれない」

「私が、わがままなのかもしれない」

この世の女性たち、母親たちは、

男、夫が思っている以上に、

別次元で闘っていることを

近ごろ、しみじみ実感します

※夫が闘っている世界とはことなる

育児ストレスを抱えても、

イライラしても

子どもが病気になっても

常に「わたしが悪いのではないか」と自問自答している

OBの声を読み返していて、再認識しました。

パパは?というと、それはそれで葛藤、格闘しています。

「自宅の扉をあける瞬間、今日の妻のご機嫌は?」と思うのです。

夫の臨界点は?というと

妻の臨界点の少し下に、

いや、実はもう、超えているのかもしれない

※夫の対処法は、最大限、在宅時間を減らす

母親が自身の臨界を超えるとどうなるか。

ノイローゼ、うつ、不眠、虐待

子どもはというと、

アトピー、ぜんそく、長い潜伏期間(体内被曝)を経て、ある時「キレる」

住環境が原因の様々な問題は

「医薬品」「医療行為」では、治らない。

※症状を抑えるだけ

臨界点は、人それぞれ異なる。

まだ大丈夫と自分に言い聞かせるわけだけど、

誰もが「臨界に達しつつある」を自覚できれば、

そうならないよう手を打つ。

しかし、現実には、多くの場合、

爆発してしまってから、

臨界に達していたことを認識する。

だから私は相談者、依頼主に常々伝える

「いま、夫婦元気で仲がよいうちに、

やれること、やっておきましょう」と。

どちらかに何かあったら、すべて吹き飛ぶ。

この何かあったらというのは、

万一のことというより、実際問題としては、

心身の体調不良のことです。

家づくりには、暮らしを変えるには

かなりのエネルギーが必要です。

気力、体力がある程度充実していないと乗り越えられない。

小川の家に「共感」した時点で

家族のうちの誰かの心と体が

臨界に近づいている証拠です。

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。