今の自宅で「本当に」幸せですか？
なぜマイホームを探しているのですか？
なぜ家を建てたいのですか？
と最初に伺うようにしています。
具体的な相談ヒアリングの中で、さらに伺うのは
あなたは本当にマイホームが必要ですか？
あなたは本当に家を建てたいのですか？
ということ。「できれば家を建てたい」レベルなら、家は建たないです。なぜなら、ハンコつけないからです。何年もウロウロしても契約金を支払うことができないからです。なぜなら、家を建てることはリスクが伴うから。そのリスクとは、借金。住宅ローンという多額の借金を背負うことになるからです。なぜなら、今、手に入れている何かを手放さないといけないからです。手放してでも欲しい、必要だ、という動機、家を建てる目的、マイホーム購入の目的がない限り、ハンコはつけない。
家を建てる、マイホームを購入すると言っても、自分の稼ぎが２倍３倍になるわけではないので、購入できるものは身の丈の範囲内です。中には背伸びする人も多いですが、それでもジャンプはできない。そこには妥協がセットになっている。何かを妥協してでも手に入れたい何かがあるからマイホームを買う、家を建てるわけです。逆に、家を建てない、家が建たない、マイホームが手に入らない夫婦というのは、どうしても手放したくない何かを今の自宅で得ている。
建てたいから建てる、という選択がある一方で、
今の自宅での暮らしが嫌だから、建てる、建てるしかない、という選択もあります。
マイホーム願望が強いわけではなく、今の住環境での暮らし、子育て、それが続く人生は、とにかく嫌だ。それを根本から解決したい。ずっと通院するよりも、完治させたいわけです。もう二度と、その病気で病院に行きたくないし、不安やストレス、苦悩な苦痛を味わいたくない、そんな人生はハッピーじゃない。
何を妥協するか。
今の自宅での嫌なこと、それが続く未来を受け入れることを妥協するか、要するに、自分の願望する暮らしと人生を妥協するか、それとも、例えば、隣町に行くこと、転校させること、通勤時間が長くなること、借金することを妥協するか。
どっちにしても何かを妥協して生きていくわけですが、自分が幸せに暮らすには、何が必要で、何が重要で、何が大切で、何はそれほど重要ではないのか。
例えば、私は会社の売上や規模を大きくすることよりも一つ一つしっかりとした品質の仕事をすることを優先します。仕事人間ではなく、働く時間も短いですし、家庭の時間、体を動かす時間、読書や旅の時間の確保を優先します。会社を大きくすることが私にとっては一番重要なことではないので、そこは妥協する。でも、心も体も健康であることは妥協しない。
「本当に」家を建てたいのですか？
「本当に」今のままでよいのですか？
人生は一度きりで、今、今、今、しかなくて、その連続で、
命を使うとは、毎日どこで誰とどんな家でどんな気持ちで暮らすか、生きるか、ということ。
命を大切に使う、ということは、その、今、今、今、何を妥協して、何を妥協しないか、ということだと思います。
2019年7月6日は、娘ななと１０歳の旅で富士登山。
去年は、山頂落石で、頂上の鳥居が見えるところまでしか登れませんでしたが、
今年はコロナで入山禁止。
長男、次男、長女とそれぞれ１０歳の旅で、富士登山にいくことができました。これは父である私の夢に子どもたちに付き合ってもらったわけです。富士山に登りたいね、程度じゃ、飛行機のチケット代金は支払えません。やっぱり、何が何でも一緒に行くぞ、つまり、本当に、１０歳の旅で、子どもたちと富士山に登りたいか？と自問自答したのだと思います。子どもたちも、本当に、山頂に立ってみたい、と思うから、景色を眺めてみたいと思うから、高山病などで苦しくても歩みを止めずに頂きに立てるわけです。
そして、思い立ったが吉日、ということ。山は逃げていかないようですが、人生にはチャンスはもう巡ってこない。
あなたは「本当に」マイホームが欲しいのですか？
あなたは「本当に」家を建てたいのですか？
あなたは「本当に」小川の家に住みたいのですか？
あなたは「本当に」今のままで、幸せですか？後悔しませんか？笑顔で明るい未来を期待できますか？
なんとかしたい、と感じているのであれば、家づくり診断または伴走サービスを申込みされてください。
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