心豊かで健康な暮らし

実現への道~3つの課題~

マイホームは、3つに分類できます


① マンション(新築、中古)
② 一戸建て(新築、中古)
③ 注文住宅(土地+建物、建て替え)


①と②は不特定多数を対象とした既製品。

ですから、いつもの消費行動と同様、

「好み」や「要件」を満足し、

資金調達さえうまくいけば、マイホームゲットです


文章で説明すれば、たったの3行。

(購入を)さほど深く考えず、あっさり決着する場合もあれば

なんだかどうも違う、という違和感を持ち続けて

堂々巡りを数年、数十年繰り返す家庭も多い

マンション、一戸建ては「買いやすさ」が最大の魅力です。

なぜなら、視覚・物理的にも、プライスも当初から明確ですから、

「気にいったかどうか」

「買えるかどうか」しかない(笑)

それでも堂々巡りをする場合の原因は、主に3つ

A そもそも、夫婦でマイホーム購入自体の意思統一がはかれていない

B そもそも、購買力がない

C そもそも、存在しない

少し詳しく

A 意思統一できない理由

・ 現住居でも’自分が’それほど困っていない(例:他者への思いやり観の欠如)

・ これからも’一緒に’過ごすかどうか、決めかねている(離婚する可能性もある)

・ 夫婦の価値観、生き方、家庭観、子育て観、考え方の優先順位=大切なものが’あわない’ 

B 購買力がない

ただし、この10年で見ると、真面目に働いている人に住宅ローンを融資しないということはあり得ません。

以前ほど、金融機関も自己資金の多寡も詮索しなくなりました。

にも拘らず、なぜ購買力が原因となるのか。

要するに、浪費家庭が増えた、ということに尽きます。

車、デジタル・通信機器、家電などなど

ありとあらゆるものが「買いやすく」なった。

安くて便利になったおかげで、限られた収入を計画的に使う必要性がなくなった。浪費社会が整備されたのです。私はこれを「虫食い」社会と呼んでいます。

個人を、いち家庭を、ありとあらゆる場面で虫食い状態にしていく。

しかし当人は気づかない。誰も教えてくれない。

なぜなら、気づいた人が教えると(相手から)不快な思いをされる場合が多いから。わざわざ伝えない。それはたとえ親子であっても、不干渉領域が増えているわけだから。

結局、気づいた時には、手遅れ=自己破産、離婚、多重債務となる。

C そもそも、存在しない

→ 自分で建てる(つくる)しか手がない(笑)

  これが③の土地+建物という選択になります

私たち「小川の家」は、ここに該当します。

※中古住宅を購入して、「小川の家でリノベーション」という方法もあります

「我が家の望む暮らしを叶えてくれる住まい」が

生きている間に、誰かが目の前で既製品として提供してくれればよいのですが、

他力本願では、子育ては勿論、人生も終わる。

自分たちの力でやる、これがもっとも確実で、堅実な唯一の道です。

とはいえ、そう簡単ではない(苦笑)

容易ではないのだけれど、何もしなければ、子育ても人生も終わる。

実際、よりよい暮らしになるどころか、じわじわと落ちていく、朽ちていく。

私の実践知からすると

お金の問題の根底は、夫婦の問題が存在する。

共に人生を歩むという前提があれば、

「我が家の家計・資産形成をどうするか」について

話をし、計画をたて、それに沿って、お金を使うはず。

逆に、潜在意識の中でそういう気がそれほどないのであれば、

近々、家計と一緒に、家庭も夫婦も破たんするのではないだろうか。

世に言う、金の切れ目が縁の切れ目。

※互いに信頼し協力し合って生きていたら、

 破たんしたときこそ、より強力に支え合える。

家計には、夫婦の信頼・協力関係、将来への想いが反映される。

お金の問題がスッキリしていると、

意思統一も案外スムースにいく。

なぜなら、日頃からちょっとしたお金の使い方でも

夫婦のコミュニケーションがとれているからです。

とにかく、

家族の「これから」を踏み込んで考え、夫婦で話しあう。

家を建てるかどうかは別として、

子育ては勿論、家庭を幸せにする第一歩の、

大切な作業だと痛感する、今日この頃です

追伸:

我が家はどうなんだろう?と思われた方は

家づくり診断サービスをご活用ください

お申込みはメールにて info@ogawanoie.jp

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。