心豊かで健康な暮らし

私たちは最期をどんな住まいで迎えるのか

関東出張

せっかくの上京なので、

帰りの飛行機を少し遅らせて、

ある選考会で親友となった武藤さんの往診に

同行させて頂きました

超高齢化社会を迎える日本の現実に対して

どう向き合い、どうすれば解決できるのか。

たまたま私がカバン持ちとしてお邪魔させて頂いたのは3軒

1.飛び出るような、大豪邸

2.一般的な集合住宅の2DK(母親と娘さん)

3.高級住宅街の2世帯住宅

職業病ですので、住環境、暮らしの質に目が行きます。

なるほどな、と思う点

これではきついだろうな、こうすれば快適になる点

いろんな気づきがありますし、その点に関しては、

解決策も含めて武藤さんにもお伝えするようにしました

武藤さんからは

「なーるほどー、それは気づかなかった!確かにそうですよね」

というやりとりを結構したような気がします

思うに、住宅に限らず、日本社会の傾向として

「その場のニーズ」には対応するけれども、

単純にそれに応じることによって生じる困難や弊害までを見越して

「確かにそうですが、○○した方がよい」という

その先の提案までを実行するということが難しいように思います

※何でもかんでもリスク、危険と見なすこととは違います

晩年に、心身に堪えるのは、「冷え」です

つまり、心と体を「冷やす」環境が、

心身が弱ってきた人たちに、さらに追い打ちをかける

※「寒さ」とはすこしちがう

実はこれ、高齢者だけの問題ではありません。

子どもはもちろん、老若男女を問わず

心身の「冷え」は、さまざまな意欲を奪っていく

逆にいえば、

「つながり」「ぬくもり」「支えあい」は

生きる意欲をもたらしてくれる

皆さん最新のテレビが備わっていたのですが、

そのコストを空気の汚れや冷えを緩和するための

室内改装に費やせば、と。

これって子育て世帯も同様です

新車や保険料に費やすコストを

家族が豊かな心で健康に暮らせる住まいへシフトする。

ただそれだけで、人生が、暮らしが変わる。

しかし、

ただそれだけ、が難しい。

何ができるか?

ゆりかごから墓場まで

快適な住まいを提供したいと思います。

在宅医療専門 祐ホームクリニック

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。