お客様の声

打ち合わせの後、ひなたちゃん(年長)から渡されたお土産が示していること

依頼主であるKさんのご自宅(市営団地の一室)にて、打ち合わせ(実現計画書の説明)を終えての帰り際に、ひなたちゃん(年長)から「お土産」を手渡された。

ご家族と彼女とお会いするのは今回で2回目。
初回面談時、長崎の事務所にお越しいただいた時から、彼女はものすごくフレンドリーで、ニコニコ、弾けんばかりの笑顔だった。

私は彼女にとって、初めて会う知らないおじさんであるはずなのですが、ひなたちゃんに限らず、ほとんどのお子様は、私に対して最初からフレンドリーです。

私は勝手にこう解釈しています「彼(彼女)たちは、自分たちの人生がかかっていることをわかっている。目の前のおじちゃんに期待を寄せているのだ」と。私は救世主ではありませんが、お父さんお母さんに知恵と力と、ときに勇気とユーモアを与える存在ではある。

当ブログもfacebookも送付する資料もレターも、事実上の密室育児に陥っている母親と、のびのび健康に生きたいんだけど、住環境が原因で、自由と健康を奪われつつある子どもたちのために、つくっています。

お客様(顧客)は誰ですか?

私にとっては、子どもたちなんです。彼らの心と体の健康を守りたい。日常と未来を明るくしたい。
一方で、子どもたちには、家を建てる力はない。支払い能力もない、決断力もない、判断力もない。文字も読めなければ、説明も理解できない。でも、彼らは一番大切なことだけはわかっている。それは自分の命を大切にしてもらえるかどうか。守ってもらえるかどうか。

伝えたい人に、伝えたいことが伝わるように、
届けたい人に、届けたいことが、きちんと届くように、と必死になって、ブログの文章を考え、伝え方を考え、トライアンドエラーを繰り返すこと20年。

このいただいた一枚の絵は、私にとっては、宝物です。
伝えたい人に、伝えたいことが、きちんと伝わっていることの証だから。
届けたい人に、届けたいものが、きちんと届いていることの証だから。

私の言葉づかいや表現はあまりよいとは言えないですし、ストレートな物言いですし、オブラートに包むことを心がけていますが、リアルにはそうなっていない(苦笑)

でも、届けたい人に届けるにはどうすればよいか。アパートの一室から脱出するのは簡単じゃありません。ましてや、経済力が限られている中で、心豊かに健康に暮らせるマイホームを実現させるのは、容易ではありません。あれもこれも、は叶えられない。あれも、これも、と要望しているうちに、命を失う、命を犠牲にする日々が続く。

大切なものを叶えられないということは、欲しいものが手に入らないんじゃなくて、大切なものを犠牲にし続ける、大切なものを失うというリアルなんです。

そしてLINEのメッセージ^^
大切なものは目に見える。
大切なものだからこそ目に見える。
問題は、見て見ぬ振りをするかどうか、なんでしょうね。

他人はどうあれ、大切なものとは自分にとって大切なものなので、自分が大切だと感じるものをしっかり大切にするってことでしょうね。他人はどうあれ、時代はどうあれ、コロナがどうあれ、です。

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。