子育て優先とは田舎暮らしではない
子育て優先の概念の中には、
便利さをひとまず後回しにしましょう、というのがある。
この説明をすると
「田舎暮らしなんてありえない」と受け取る人も多い。
小川の家づくりには、
仕事を辞めて自給自足、又は、通勤片道2時間以上の山奥
がセットという「まちがった」先入観を持つ人がいる。
いやいや、それはありえない(苦笑)
※原則、分譲住宅地ばかり。ご近所はもちろん、周囲には大手の住宅メーカーを筆頭に数十~数百、数千世帯の家があり、街となっている。
子育て優先とは、
親の目先の便利さ至上主義の見直し、に過ぎない。
日常がいかに目先の利益に一喜一憂してしまっているか、
それによってどれだけの犠牲を子どもに強いているのか。
あるいは、家族それぞれが不快な日常を過ごしているのか。
そういうことに気づいていただきたいための「視点の提供」です。
いつも思う。
子どもの命は、いくらぐらいなのだろうか、と。
その親にとって、どれぐらいの不利益であれば、
子どもの命(時間、健康、意欲)を優先するのだろうか、と。
「かけがえのない」という言葉を使える親は多いが、
実際「かけがえのない程の扱い」をしている人は、どれぐらいいるのだろうか。