子育ての住環境

家が欲しいのではなく「きちんと扱ってほしい」のではないか

6/2(土)久しぶりの休日
AM5:30に自宅を出て車で小浜へ
今日の遊びは「普賢岳登山」
小浜(海抜ゼロ)から普賢岳山頂(標高1359m)まで
片道20km、ひたすら登って、復路20km、ひたすら下る、
そして、温泉につかって帰る、というもの。
(興味ある方はいちばん下のリンクをクリック)

帰り道、飯盛町のNさま宅に寄り道してきました^^

引越しから約3カ月、いやあ~、
穏やかな空気と豊かな人生が一目瞭然でした!

ご主人作の靴棚!
隣には観葉植物!
これですよ、これ。
まさに私たちが思い描いたビジョン、iphoneのような家=Smileful
同じiphoneでも中身は違う。iphoneでいう中身とはそれぞれのアプリ。
ユーザーがカスタマイズして、世界に一つだけのマイphoneになる。

飾ってある絵も写真も
書棚や食器棚に並んでいるものも
家具も家電もカーテンも
それぞれちがう、個性あふれるそれぞれの暮らし。

ビジョン=見えないものを見る力、見せないものを見せる力

といわれますが、ビジョンがこうして具現化されて
目の前に存在する現実を目の当たりにして、
ご家族の心豊かで健康な暮らしを確認できて、
ホントハッピーでした!
ウッドデッキにはご主人がこれからブランコをとりつけるそうです^^

さて、ある書籍を読んでいて気づいたことがあります。
家づくりがうまくいくかどうか、家が建つかどうかの分岐点、
多くの場合、妻が夫の理解と協力を得られるかどうかの分かれ道、
それってつまり、

きちんと扱って下さい

という妻(あるいは夫)のニーズに、
パートナーが応えるかどうかなのではないかと。

多くの場合、

妻が家を欲しい、家を建てたいといっている

とご主人はおっしゃる(別に自分はそれほど必要性を感じていない)

実際に、妻は、家の話をするわけですから、夫はそう解釈する。

でも、よくよく考えてみると、実際に妻が必要としているのは
家=住む所ではなくて、暮らし。
きちんとした暮らし、
不必要なストレスの少ない暮らしであり、
べつに「家を必要としているわけではない」。

いらだちやストレスの原因というのは
ひとつは、住環境というハード面もありますが、
もうひとつは

「夫が自分と子どもをきちんと扱ってくれない」

ことに対してなのではないか。

結婚する前には、いろんなことをしっかり聞いて、向き合って、きちんと扱ってくれたのだと思います。

そもそも自分を雑に扱わうような人と、結婚なんかしないと思うからです。

ところが、結婚して、さらには赤ちゃんを授かって、育児子育ては待ったなしで逃げることもなく向き合ってどうにかしないといけないという日常に対して、夫が妻子をきちんと扱ってくれない、となるとそのストレスやいかほどか。

夫から「家」の「説明」を再三要求され、
夫の疑問や要求に対して、
一つひとつ「適切に」説明できない部分をさらに「分析」「指摘」される。

「俺は建てない、建てたくないとは言っていない。なぜ建てる必要があるのか、説得してみろ」的な振る舞いに、根負けしちゃうケースも多々ある。

ウエディングドレス
エンゲージリング
新婚旅行

まで、ぐらいでしょうか。

大切というよりも、きちんと扱ってほしい

もちろん、自分が今の住居での暮らし、育児、子育てに対して、満足しているのであれば、それはもうそもそも家を建てる必要性がないわけですから、なんの問題もありません。

夫あるいはパートナーに対して、うまく説明できない、伝わっていない、と感じているのであれば

ひょっとして私が必要としているのは
「きちんと扱ってほしい」ということなのか?
と自問してみて下さい。

堂々巡り、先送り、というのは、きちんと扱われていない(扱う気がない)ことの証ですから。

余談
zero to Summit(小浜~普賢岳山頂往復)

#ゼロtoSummit小浜海抜ゼロから普賢岳山頂1359mへ20km登って20km下るシンプルに面白かったです^^ただ、登山道に入ってからは虫、虫、虫山頂も虫に絡まれ帰路は、お昼から暑さと木陰もなくなり、なかなか鍛えてもらいました^^次は冬に登りたい

小川 勇人さんの投稿 2018年6月2日(土)

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。