龍馬ファンが龍馬の生き方を実践したら
龍馬伝ブームにあやかろうと
長崎の地は賑わっています。
私は司馬遼太郎はもちろん、龍馬ファンではない。
しかし、ドラマを見る範囲では、生き方的には似ている部分がある。
例えば、
「逢ってみたい人、行ってみたいところ」が出てくると、
どうにかして実現しようと行動する。
「日本の子育ての住環境を改善したい」という使命感もあったりする。
世間を見渡すと龍馬ファンがたくさんいる。
妻にこうつぶやいた
「龍馬ファンがみんな龍馬を真似したら、日本はどうなるんだろう?」
自答した
「まわんないよな(苦笑)」
妻は苦笑いした。
日本には、ソフトバンクの孫社長、武田鉄也氏をはじめ
若き頃、龍馬にあこがれ、その生き方をスピリッツを実践した人がいる。
龍馬に学び、活かした人たちは、
日本を変える、影響を及ぼす人物になっている。
そういう人物たちは龍馬に限らず
偉人たちの生き方に触れ、活かしてきた、という表現が適切かもしれない。
長崎の多くの人たちは龍馬伝の’経済’効果に期待している。
NHKのプロデューサーは「そんな」現代日本人の受け止め方を見透かしたように、
龍馬の「目先の自らの損得にとらわれない生き方」を番組を通じて伝えようとしている気がする。
「龍馬へのあこがれ」とは、
「そういう生き方を実践したくてもできない」現実があるからこそ、
多くの人にとって強く、大きくなるのかもしれない。