お金をかけてみる⑤~親切とサービス~
親切は、無料。
サービスは、有料。
その違いは、
①責任の有無
②品質と保証
③プロフェッショナル
思うに、
親切に上限があるが、
サービスには、そういう概念が当てはまらない。
たとえば、
機内でのサービスが’削減’されている。
飲み物、新聞、雑誌、荷物の重量など。
これに対して、ユーザーから’不満’の声が上がっている。
これまでは’親切’でやっていたのだろう。
一昔前までは、’飛行機に乗ること’はお金をかける’ハレ’の日だったから。
ところが現代はその位置付け、役割が変化した。
同じ移動手段であっても機内には二通りのニーズ(ユーザー)がいる
「1円でも安く」を求めている人
「快適さ」を求めている人
航空会社はこのニーズのまったくちがう顧客に対して、
’安全で早い移動’という商品は同じでも
機内サービス(付加価値)は明確に区別して提供しているに過ぎない。
昨日、長崎から東京に入りました。
ANAの飲み物は有料になっていたが、
弁当などの機内販売も始まっていた。
面白い時代になってきました。
複雑な社会構造ですが、消費に関しては、
ある意味、分りやすい構成でもあります。
小川の家の子育て優先の家づくりは、
家づくりを通じて、家族の人生を変える、
という大きな責任が伴いますので、
医者が親切で大手術をしないのと同様、
親切では、この仕事はできないし、していけない。
より質の高い「商品とサービス」を提供すべく、
今日も精進します。