なぜ庭に木をたくさん植えるのか?
「なぜ庭に木をたくさん植えるのか?」
小川の家では「庭の森化」「街に小さな森をつくる」というコンセプトに基づき、可能な限り植樹しています。
なんで?って、
人間が心豊かに、というか、まともな精神状態で生きるには、自然は不可欠だと思うからです。
樹木は人の心を穏やかにしてくれる、と私は信じている。
子どもたちにとっても、せっかく豊かな心をもって生まれてきてくれたわけですから、そのままより豊かに育って欲しいと思うわけです。
さらに、地球環境温暖化、ヒートアイランド現象を少しでも緩和したいから。
あわせて、例を一つ挙げるとすると
「小鳥のさえずりで目がさめる」という
小川の家が約束する暮らしを叶えるための手段の一つでもあります。
以前、お問合せで
「小鳥のさえずりで目がさめるのは素敵だなあと思うんですけど、そのためには、田舎暮らしが必要ですよね?(そんな不便な田舎に行くつもりはない)」
「いえいえ、そんなことないです。街中であれ、どんなところでも、庭に木を植えれば、小鳥は必ずどこからかやってきます^^」
「なるほど」
庭の森化の魅力はたくさんあります。
子供が木登りできる、木陰ができる、涼しい、
室内の窓から緑が溢れる、四季を感じる、自然を感じる、心がホッとする
一方で、街を見渡すとどうなっているかというと、植樹よりも伐採のほうが多いです。
とくに、保育園、幼稚園、小中学校、高校大学、病院など公的施設は、土や高木があると、伐採して、アスファルトやフェンスで囲い、駐車場にしてしまう。
冷たく無機質な環境になるだけでなく、地球環境に対しても極めてマイナスです。
写真は千代の幸のK様宅。
数年前に植えた樹木が成長して、住宅地なのに「森の中」に暮らしているようになってきました。
ちなみに、欧米では緑化された地域のほうが、地価も高く、教育施設も充実していて、治安も良い。
樹木を増やすことで環境が良くなり、人間が穏やかになっていく。
地味で地道ですけど、50年、100年というスパンで、住環境がどうなっていくのか、より良いものになるよう心がけて家づくりを実践しています。
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