3つめを要求する
ここに3つの要望があります。
①安全
②安心
③便利
自らの資金力の問題で、
このうち2つしか手に入らないとしたら、
何を諦めるか。
もしくは、3つすべてが満たされないのであれば、
現状でよいという判断をするか。
二つ手に入れば充分とする人もいれば、、
一つでも手に入らないのであれば、
要らないと判断する人もいる。
この判断は、各自の人生観の問題ですので、
正解、間違いなど誰も評価することはできません。
とはいえ現実問題として、
家づくり(マイホーム)において、
要望を「どの程度」実現できるかは、
どんな住宅建築会社に依頼しようとも
基本的に依頼者本人の資金力の問題です。
3,000万円の資金を便利さ優先に費やせば、
必然的に安全・安心の水準は下がる。
安全・安心優先で費やせば、
利便性は多少犠牲になる。
小川の家の場合、子どもを安心、安全に育てられる住環境及び建物、家計を最優先し、利便性に関しては、通勤圏内、近隣に医療機関・公共交通機関・学校・自然環境がある程度充実していることを条件としており、駅徒歩5分というような軸での要求は諦めて頂くようにしています。
その背景には、家族の幸せは便利さ(○○までの距離や時間)に比例しない、という考え方があります。ここでいう幸せとは、家族の心豊かで健康な暮らしのことです。
この価値観は、社会や子育て世帯への押し付けではなく、
私たち小川の家が掲げる「この指」です。
小川の家をお求めくださるご家族というのは、
「この指とまれ」なのです。
【付記】
お客様の声にある人生を楽しんでいる小川の家OBの皆さんは、3つの要望をすべて満たしたからそうなったのではなく、現実を踏まえ、3つめを要求しなかった結果、想い描いた暮らしを実現しているのです。