初校とカバーデザインがやってくる
出版の検討を開始したのが昨年の7月。昨秋から執筆に取り掛かった次作ですが、3週間程前にまとめあげた初稿が初校(本の体裁)として明日、そして、カバーデザイン案が今週中には届きます。
そもそも何を書くのか(目的・方針・対象・意図)。
それをどう表現し(原稿)、どうまとめる(編集)のか。
さらには読者に正確に伝わるよう細部を編集・調整し直し、読んで頂きたい方に手に取って頂けるよう、これまたどう表現すればよいのか。
本を一冊書くというのは、ウンザリするほどの膨大な思考と作業の繰り返しです。
書き始めてから半年経過すると、その間社会情勢は変化していますし、何より私の経験も蓄積されているので、文言の微妙な表現が気になるようになります。それをさらに修正して、、、とはいえ、区切りをつけないと堂堂巡りとなり、永遠に完成しません(笑)
通常の仕事と3人の子育てに加えての執筆作業というのは、想像以上に大変でしたが、ゴールまであと一息のところまで来ているはずです(笑)
自分で書いてみて実感したのですが、「読書」は大切です。
新聞・雑誌・テレビが時事的で短期的なのに対し、一冊の本には著者の知識と経験、知恵を踏まえた将来的な動向などが盛り込まれています。そして考えながら読むという行為は、自身の思考を鍛え、物事の判断基準を教えてくれます。
完成予定は7月下旬。
バンバン売れるような本にはならないと思いますが、読んで下さった家族の人生が良い方向へ変えるだけのパワーをもった内容になるよう仕上げたいと思います。