リベンジ達成!
【お礼と奮闘記】
おかげさまで橘湾岸スーパーマラニックs55km部門にて、リベンジを果たすことができました。
タイムは8時間35分、うちランタイムは7時間30分。
昨年の苦い経験を糧に2月から毎週末2時間~3時間走で500km以上走り込み、最後のあがきではないですが
①道具で対策
シューズ、CWXロング、5足靴下、酷暑対策でヒラヒラ付きキャップに、首に巻く保冷を新調し、母からパタゴニアのランTプレゼント
②疲労回復
先々週は、8km、10kmの各1回のみ
先週は、4km、2kmの散歩を各1回のみ
勇気を出して、直前2週間「走らない」に徹する
③エネルギー対策
3日前からの炭水化物摂取、当日はザパス完走サプリメントキット、ブドウ糖、チオビタ、カステラ、そして、スタート地点ではトライアスリートの叔父が「宮古島の塩タブレット(5km毎に5粒)」を差し入れ!美味満載のエイド
④心の支え
家族や仲間、お友達の応援、素晴らしいボランティアスタッフ、選手同士での励まし合いなど
⑤コース対策距離は55.6km。平坦地は全体の15%程度。つまり、ほとんどが登っているか、下っているか、絶景と直射日光、田舎道の繰り返しです※高低差:登り1,130m、下り1,130m
※25km地点(飯盛じゃがいも畑~5km程続く)
※48km地点(緑のトンネル:旧島鉄跡)
⑥ペース配分
特に11時半~3時頃通過する、直射日光ノーガードの25km~38km(飯盛のじゃがいも畑~唐比)までの体力消耗が激しい。そして40km~45kmの愛野海岸。
去年、3回嘔吐し(33km地点)、リタイア地点(43km)を超えるまで、とにかく余力を持たせるよう、心掛けました。具体的には
・各エイドで’座って補給’
・水があるところでは必ず頭からかぶる、顔を濡らす
・他のランナーが走っていても(歩いていても)、自分が歩く(走る)と決めた部分は必ずそうする。
※40km地点(愛野海岸~6km続く)
⑦覚醒(ランナーズハイ)を信じて
主催者の案内書に
「ある極限を超えたら’覚醒する、これがウルトラの醍醐味’。だから、練習を信じて粘ってください」と書いてありました。これは173km挑戦者への激励文なので、入門編の私には該当しないわけです。
とはいえ、自身の限界を超えると、そういう部分が私の場合45km地点を超えたら、ひょっとしたら味わえるかもしれないと、そう信じて、心が折れないよう粘りました。
すると、なんと48km超え、50km超え、来ました。
どんどんペースがあがっていくんです。52km、8時間走って、ラスト3~5kmが6分/kmちょっとで走れるんですから。初めて味わうランナーズハイ!
※50km地点(富津小前)
などなど、すべてを結集したことが完走させてもらえた要因だと、心より感謝とお礼申し上げます。
<余談:50km地点での一コマ>
富津小学校前、ラストエイド。
ここは今年すごく縁のある場所です。
家族も待っていてくれましたし、無人エイドのはずがボラの方がいらっしゃいました。
「ひょっとしてクライマーの小川さん?」と尋ねられ「はい」。
「Iです、クライマーNさんの職場の同僚です」「あー!」
「小川さん、よかったですねー。この一年間、悔しくて仕事も手につかなかったでしょう(笑)」※Iさんは273km完走者!
そういわれると、ずーと引っかかっていて、なんとかゴールしたいなーと。
それも足を引きづり、ほとんど歩きました、ではなくて、しっかり走りきりたいと。
タイムではなく、きちんと湾岸マラニックしたい。
主催者、ウルトラランナーに対する敬意を込めて。
念願のリベンジ達成ー走破しました
今年は、小川の家OBの荒木さんも出走され、
45km以降、一緒に走ることができ、楽しかったです。
最後に改めて、たくさんの応援&メッセージありがとうございました。
さて、仕事と子育てと学業に、専念します^^