ありがたいことに、道は前にしかない
私のバイブル的な書籍の一冊
- なぜ選ぶたびに後悔するのか―「選択の自由」の落とし穴/バリー シュワルツ
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「選択肢は多い方がよい」という認識が、
実際には間違っているという客観的事実を
ズバッとまとめてあります。
今から7年前に読了したのですが、
それ以降も事あるごとに読み返しています。
「小川の家」の子育て優先の家づくりとは、
ひとつひとつ決めていく作業です。
実現までの道のりとは、
「どちらに進むか」という
無限にありそうな選択肢から、
ひとつひとつ各段階において選択していく作業です。
大事な要素は
1.順序
2.重要度
3.他の選択
この3つを各局面(課題)に応じて、
客観的事実を基に
組み立てていくことに尽きる。
「今のままはイヤ」というのは、
ひとつの選択です。
自分と家族と子どものこれからの人生、
日常の暮らし、未来を考えた時、
「どうするか」を決める判断基準=スタートラインです。
マラソン大会のように
スタート日時はもちろん、
距離もゴールも決められていない。
小川の家の場合、号砲とか、ないです。
こちらから「家を建てませんか」と
セールスすることもキャンペーンもありませんので。
「あなたが自分で決める」
進むもよし、
留まるもよし、
スター地点でウロウロするもよし。
その中における客観的事実は、
時が過ぎ去っていくということ。
子どもは一日一日成長し、
夫婦は着実に歳をとっていく。
自らに残された住宅ローンの返済期間は短くなる。
限られた人生を
どんな住居でどう過ごすか。
決めれば、
ありがたいことに、道は前にしかない。
今週も一歩前へ歩む各家族のために
最善を尽くします。