借金は借金である
景気悪化で財政出動が大盤振る舞いの様相を呈してきました。
日本は既に世界でもトップクラスの借金大国です。
ほんの2年ほど前まで、戦後最長の好景気と判断されつつも地方は疲弊し、好景気だけど財政は悪化、という実績があります。
景気が回復したら、財政再建=増税するといいますが、好景気だったにもかかわらず、財政が悪化したこれまでの経緯を考慮すると、どういう論理と根拠でそんなことが言えるのか、私には理解できません。
私はもうすぐ36歳。
この国の借金を頑張って返済していく立場です。
国の借金という表現をやめて、国民の一人ひとりの借金と評すべきではないか。
ところでどうやって返済していくのだろうか。
おそらく単純に計算して、借金返済は不可能でしょうから、不良債権処理と同様に解決策は’飛ばす’しかないような気がします。具体的には、大量に紙幣をすりまくって、貨幣の価値を飛ばす。ゼロを1ケタ飛ばせば800兆円の借金も実質80兆円になる。福沢諭吉に〇を足して10万円札にすれば解決?です。
住宅ローンは借金です。
国の借金は、借金の額や用途を決めた人間が、返済するわけでも、その責を負うわけではありませんが、我が家の借金に関しては、すべてその家族にあります。
我が家の借金を飛ばす、ということは、金額の多寡にかかわらず、家庭や人生崩壊につながりかねませんので、飛ばさずに済むように、きちんと返済できる範囲に抑えておくべきです。
無い袖は振れぬ
身の丈
足るを知る
日本人の美徳というか、基軸が少なくとも家づくりには大切です。