いまの暮らしは想定内?
本日、仕事納めです。
夏以降の正式依頼は、計10組。
特に12月は、4組ものご家族が
「我が家の未来」を「明るくする」ことを決めました。
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昨日、原発事故調査の中間報告が提出されました。
昨晩、NHKの特集を見ていて、
「想定外」⇔「想定内」という思考の結末が
いかにかけがえのないものを失うのか、
取り返しのつかない事態を及ぼすのか、
私の思考が及ぶ範囲とはどういうものなのか、
いろいろ考えさせられました。
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結婚を決めるときには、
誰しも「幸せな暮らし」を想定すると思います。
想定というより、期待する、望む、求める、あてにする。
実際の家庭生活はどうなのか。
「想定内」なのか「想定外」なのか。
お互い好きだから、いまの住まいでの辛抱生活は、
いつかは望む暮らしへ変わるものだと信じていたりする
「まさか、このままの暮らしが続くなんて、想定外?」
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気がつけば、結婚生活も3年、5年、10年と時が過ぎ、互いに歳を重ねる。
スイート10ダイヤモンドなんて要らないから、
この住居での日常を何とかしてくれ、なんて話になる。
「もう少し、待ってから」
いつもの、どこか来た道、をくり返す。
夫の中では、妻の中では、夫婦の中では、
カビ、ダニ、結露、陰気、窮屈、隙間風、不必要に叱る
底冷え住居での生活は、想定内かもしれない。
我慢すべき、辛抱すべき、美徳なのかもしれない。
しかし、期待して生まれてきた子供にとっては、
カゴの中で育てられることは
まさに「想定外」ではなかろうか。
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原発事故検証委員の言葉を聞きながら思った。
「安全性」の問題という以前に、
「姿勢」の問題ではなかろうか、と。
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たくさんのご家族から家づくりを任せて頂けるようになりました。
「なぜか?」
コンセプトは勿論、品質も価格も家づくりの手順も変えてはいませんが
夏以降、私自身が変えたことが2つだけあります。
ひとつは、姿勢
もうひとつは、意志
まず、社会と相談者、依頼主に対して、
家づくりを通じて向き合う姿勢を軌道修正しました。
次に、どこに向かってどう進むか。
意志のステージを変え、明確にするようにしました。
お客さまの暮らしが変わる、変える、人生が変わる理由は何か。
家族の未来が明るくなるのはなぜか。
それは結局のところ、自らの姿勢であり、意志でしかない。
この事実を私はこれまで100組以上のご家族から教えて頂いた。
なぜなら、小川の家の実現に、転職は不要だから。
地域も年収も無関係だから。
だから、わたしもお客さまの姿勢と意志に向き合うだけの、
いや、それ以上の、これまでとは次元のちがう
姿勢と意志が必要だと思い至ったわけです。
来年も小川の家は、ご家族と子どもたちの明るい未来に向けて、
子育て優先の家づくりを通じて、全力を尽くします。
ひとりでも多くのご家族に、
日常を豊かな心で健康に暮らせる住まいを提供します。
来年もどうぞ宜しくお願いします。
それでは皆様、よいお年を!