結局、住んでいる空間が住みたい所。
姉が言った
「結局、意思がないんだよ」
むむ。
私は相談を受けると
「まず、自分の意思を決めてください」と助言する。
具体的な話は、そこを抑えないことには、何も始まらないから。
「何も始まらない」とは、どこでどの程度、どうすればよいかという比較検討に際し、前提(=自らの意思)を決めない状態では、すべてがヒトゴト、一般論になるからです。
このとき、私の認識している前提とは
「意思はある。しかし、決めきれない」状態。
決めきれない理由がそもそも意思がない、となると
現状、私は解決策を持たない。
住まいに関しては、
いま住んでいる場所が、何だかんだ言っても、
自身が心底でよいと思っている場所なんだと思います。
結局、一番よいと思っている場所に住んでいる。
出たいと言いながら、何年もそこで命を費やすということは
やはり、そこが安住の地なのです、本人にとって。
「何とかしなくちゃ」と言いながら、具体的に何も行動しないということは、詰まる所、それは表面的に(世間体?)言っているだけで、自身の心の奥底では「ここがいいんだよね、ラクだし」と思っているからなのではないでしょうか。
真剣に何とかしたいと思えば、現在の日本社会であれば、
住に関しては、なんとでもなるからです。
※そもそも今の住も「よい」と思ったから住んでいる
どういう人生を過ごしているかという現実は、
人それぞれの、どう生きたいか、を反映しているわけです。
これが住にも如実に表れる。
そこに居たいんですか?イヤなんですか?
どっちなんですか(苦笑)
結婚するか、しないか。
するなら、いつするのか。
結婚同様、
住まい選びの意思決定は、極めてシンプルです。