心豊かで健康な暮らし

結局、住んでいる空間が住みたい所。

姉が言った

「結局、意思がないんだよ」

むむ。

私は相談を受けると

「まず、自分の意思を決めてください」と助言する。

具体的な話は、そこを抑えないことには、何も始まらないから。

「何も始まらない」とは、どこでどの程度、どうすればよいかという比較検討に際し、前提(=自らの意思)を決めない状態では、すべてがヒトゴト、一般論になるからです。

このとき、私の認識している前提とは

「意思はある。しかし、決めきれない」状態。

決めきれない理由がそもそも意思がない、となると

現状、私は解決策を持たない。

住まいに関しては、

いま住んでいる場所が、何だかんだ言っても、

自身が心底でよいと思っている場所なんだと思います。

結局、一番よいと思っている場所に住んでいる。

出たいと言いながら、何年もそこで命を費やすということは

やはり、そこが安住の地なのです、本人にとって。

「何とかしなくちゃ」と言いながら、具体的に何も行動しないということは、詰まる所、それは表面的に(世間体?)言っているだけで、自身の心の奥底では「ここがいいんだよね、ラクだし」と思っているからなのではないでしょうか。

真剣に何とかしたいと思えば、現在の日本社会であれば、

住に関しては、なんとでもなるからです。

※そもそも今の住も「よい」と思ったから住んでいる

どういう人生を過ごしているかという現実は、

人それぞれの、どう生きたいか、を反映しているわけです。

これが住にも如実に表れる。

そこに居たいんですか?イヤなんですか?

どっちなんですか(苦笑)

結婚するか、しないか。

するなら、いつするのか。

結婚同様、

住まい選びの意思決定は、極めてシンプルです。

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。