子どもにとって、遊ぶことが生きること。
私は集合住宅で子どもを育てた経験がありません。
子育て優先住宅に取り組み始めたのは独身時代。
自社で企画設計施工した建売住宅が売れなかったので、
29歳の時、私が住宅ローン3,050万円を組んで、購入しました。
結婚してもらい、
子どもを授かり、
3児の父となりました。
子育て住宅のプロとして
3児の父として
子どもが育つ住環境の重要性とその影響、
影響を与える対象とは、子どもの心身の発達だけでなく、
育てる側の父親母親のメンタルも含まれることを日々実感、痛感しています。
我が子の自発的に作動する外遊び、家遊びの種類とパワーと範囲、
そして危険性と騒音。
これが集合住宅の密室育児だったら、、、
少し想像しただけでもぞっとします。
家の中でも外でも、自由に遊べない。
子どもにとっては、遊ぶことが生きること。
だから、遊びを住環境が原因で抑圧することは、
イコール、生きることを抑圧することになる。
便利でしょうか。
幸せでしょうか。
メリットはなんでしょうか。
そもそも望んでいることなのでしょうか。
週末、自然に触れさせるために、おでかけするでしょう。
でも、週のうち、幼少期の6/7は不自由なのです。
子育て優先の住まいはどうか。
子どもの人生の6/7、つまり日常が自由で、
外出時に「静かにしなさい!他の人に迷惑でしょ」とガツンと抑制。
パブリックの場で、大騒ぎしている子どもたちは、
元気なのではなく、日常の抑圧から解放されているだけなのです。
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