初めての方へ

1万円捨てる人はいないが1日を捨てる人はたくさんいる 1440

2月1日大安 T様の上棟式でした。めぐり合わせなのか、この日はあちこちから前向きな決断・決定の連絡が重なりました。

私は時間を大切にする方だと思います。まだまだ不十分ですが。時間を大切にするというよりも人生を大切にする、命を大切にする、という方が的確かと思います。

成功したいとか、あれをやりたい、これをやりたいとか、そういうことではなくて、よい人生を過ごしたい。必ず死ぬし、いつ死ぬか分からないわけですから、毎日を大切に生きることがよい人生なんだと思っています。

毎日、いろんな形で、マイホームの問い合わせ、相談を受けるわけですが、そのほとんどは、お金と土地に関する問題です。子どもの子の字も出てこないし、家族のかの字も出てこない、健康のけの字も出てこない、人生のジの字も出てこない。いくらで建つか、安く抑えたい、便利なところに住みたい、という次元のものです。

そしてそのほとんどに共通しているのが「時間を大切にしない」ことです。同時に、時間がいちばん大切だと気づいた人が実現させます。決断できる人は勇気がある人というよりも時間は有限で、最も貴重で価値あるものだと自覚した母親、夫婦です。

1万円を捨てる人はいませんが、1日を捨てる人はたくさんいる。いわゆる、検討中という名の先延ばしですね。先延ばししている間に時間は過ぎていきます。時間は取り戻せない、何より、子どもが子どもで過ごせる時間は取り戻せない、チクタクと過ぎていく。その時間を浪費するか、大切にするか。

上棟式、数ヶ月前にあった子どもたちは驚くほど成長していた。取り戻せない日々を過ごしているのがよくわかります。

家賃がもったいないとか、セール品で、とか、宝くじを買うのに並んだりしている人がたくさんいますが、時間がもったいないという人はあまりいない。検討時間を増やしたところで収入が増えるわけではない。つまり、予算が増えるわけではないから、買えるもの、その範囲が増えるわけではない。逆に、これからインフレですから、給料が増えるよりも早いスピードで物の値段が上がります。この30年ぐらい経験したことがない社会になります。

時間はお金のように、残高が減るように、目に見える形で出ていかないわけですが、残高は1ヶ月働けば、またお金が入ってきますけど、その1ヶ月という時間は取り戻せない。取り戻せないことを自覚していない母親、父親が多すぎる。

時間は取り戻せないんですよ。家は購入して、住んでみて、どうしても都合が悪ければ売却するなり、貸すなりして、次に行けばいい。行動しなければ、ずっと今のまま。状況はどんどん悪くなる。つまり、不幸スパイラル、不健康スパイラル、後ろ向きスパイラルに、自分で自分と子供と家族を巻き込んでいくわけです。

「もったいない」なんて次元の問題ではないです。

家賃でお金も捨て、先延ばしと優柔不断で時間を捨てる。時間は命、時間は人生ですから。自分の時間を捨てるだけならまだしも、子どもの時間を、子どもが子どもでいられる時間を浪費、捨てているわけです。

イライラしている、ストレスが多い人ほど、時間を大切にしていない。時間を大切にしない、先延ばしする、優柔不断だから、忙しくなるし、イライラなるし、ストレスを自分で作り出す、そして周りに当たる。周りに当たる自分に自己嫌悪になる。

家づくり、人手不足もあり、非常に時間がかかるようになりました。これまで3ヶ月でつくれたものが4ヶ月かかるようになりました。今後は工期がさらに伸びます。木造建築の現場は機械化できないですから。工期が伸びる分、コストも増えるし、社会情勢も家族の健康状態も雇用も含めて、リスクが高くなる。

結論を1日延ばすと、大体1週間のロスです。検討を1ヶ月延ばすと同じ結論でもプラス3ヶ月から半年かかります。子どもの時間がそれだけ犠牲になるという現実を直視して判断してほしいです。家賃で換算しても、20万〜40万円の損失です。

検討期間を先延ばししたところで、何かが劇的に変わるならまだわかりますが、少なくとも同じ勤務先で稼ぎが2倍になることが明らかでなければ、親からの相続財産が数千万円入る予定がないのであれば、予算は変わらない。買える範囲は変わらないのです。相談したいと思っているのであれば、今すぐ相談申し込みしてください^^相談はタダですが、時間は有限です。とくに子どもの時間は有限です。

家づくり診断の申込みはこちら

https://docs.google.com/forms/d/1o1NliGreBHM66qvTlX8Rbt45b3jMPq6pAqlfpkQQCrA/edit?usp=drive_web

モデルハウス体感会・オンライン相談会2月11日・12日 申込みフォーム

 

  • Facebook
  • Twitter
  • はてなブックマーク
  • @LINE

私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。