残された時間
日本国の多額の借金に関して
「残された時間はわずか」という表現を新聞等で見る。
子育てに関して、「残された」時間って、あるのだろうか。
幼少期を仮に4歳まで(4年間)とする。
毎日、よくも悪くもぐんぐん成長、吸収している子どもにとって、
「残された」時間とは、一体なんだろう。
現実には、時間というのは、「いま」と「ここ」しかなくて、
あとは、過去と未来しかないような。
とくに、幼少期の子どもにとって、時間の価値というのは、
大人の、親のそれとは、まったくちがう。
要するに、子育てに関していえば、
「残された時間」という概念など、机上論&大人の解釈に過ぎず、
現実には、いま、と、ここ、しかない。
「子育ては、住まいから」
自分の子どもが、「いま」と「ここ」を
どんな住環境で過ごしているのか。
それが果たして、健やかな成長の原動力となるものなのか、
それとも足を引っ張る環境なのか。
引っ張っていると自覚するのであれば、
少なくともそういう環境は変えてあげるというのが親心です。
足引っ張りながら、「羽ばたいてほしい」という親の願望は、
子どもからみれば「なんじゃ、そりゃ」ですから。
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