晴(はる)ちゃんの人生がはじまった〜赤ちゃんを授かるかどうかはお金では買えない〜
11月7日 朝、井上さんからメッセンジャーが届く。
産まれました!
産みました!
彼女が縁あって、当社に新卒入社してくれて、もう10年になるだろうか。
私は5年日記をつけているのですが、ちょうど一年前の今頃、彼女とご主人、ご家族にとって、辛いことがあったことが記されている。私の字も冷静さがないのがわかる。
真面目、愚直、コツコツ、いつも笑顔で、芯が強い。
なんだか、おじいちゃんになった気分です。
と同時に、子どもが子どもでいられる時間はかけがえのないものだし、それはやはり最優先すべき価値あるものだと信念しています。
赤ちゃん産まれると、赤ちゃんは、いちばん大切にされます。子どもはいちばん大切にされる存在のはずが、成長とともに、子どものため、子どもがのびのび健康に育つこと、は最優先されなくなっていきます。
「子育て優先」「子育ては住まいから」を信念持ってやり続けていますが、現実の選択は「なぜ子どものために親が、自分が犠牲にならなければならないのか」です。
ここでいう犠牲とは、命を取られるわけではなく、ちょっと不便になること、その程度です。ちょっと不便と子どもが生き生きと育つ環境を与えること、を天秤にかける。
彼女は、彼女の夢は、子育て優先の家づくりの会社に入って、働いて、結婚して、子どもを授かって、子育ての家で子育てすること、だったかもしれません。
実際に、結婚して、家を当社で建ててくれた。
赤ちゃんを授かるかどうかは、お金では買えない。
でも、子育てに善い住まいはお金で買える。
人は産まれながらに持っているものがある。持ってくるものがある。
晴(はる)ちゃん、ようこそ。
善い名前だ^^
子育ては人生を幸せにしてくれる。
子どもは社会の宝です。