子育ての住環境

発達障害と住まいの関係〜療育、放課後等デイサービス〜

放課後等デイサービス、療育施設があちこちに開設されています。児童・生徒の数の減少を考えると、かなりの割合で当該サービスを必要としている子どもや親が増えていることは明らかです。障害児の割合が増えた原因は不明ですが、知見が積み重なり、幼少期からの療育サポートが充実したとも言えます。

療育などを必要とする児童・生徒はというと、

Q)療育手帳とはなんですか?

A)知的障害のある人に一貫した支援・相談を行うとともに、各種の福祉制度上の援助などを受けやすくするために交付される手帳です。

Q)どのような人が対象となりますか?

A)長崎県内に住所があって、児童相談所(18歳未満)又は知的障害者更生相談所(18歳以上)で知的障害と判定された人に対して交付します。 引用:長崎県HP

 

放課後等デイサービスには、自閉症スペクトラムやADHD、学習障害(LD)、ダウン症などと診断されたお子さんが通われています。しかし、診断が出ていなくても、療育手帳や障害者手帳を取得していなくても大丈夫です。療育センターや病院などの専門家による意見書を提出したり、親と面談をしたり、自治体が必要性を調査します。認められれば、利用の対象となります。

引用 https://www.dayservice-children.com/knowledge/object.html

他方、放課後等デイサービスおよび療育センターの施設(建築物)を見ると、障害児にとっては、なかなか厳しい環境ではないかと思います。便利な場所、ビルや施設の一角に、箱(外部からは中が見えない)、外部とシャットアウトして、庭もない、開放感も温もりもないところに入れられているように見えます。

彼らの自宅はどうなのでしょうか。

放課後等デイサービスは、「放課後」ですから、十時間以上も滞在するわけではないので、多少の密閉空間でも我慢、辛抱できるのかもしれませんが、家に帰れば、のびのびと過ごせるのでしょうか。障害児も親も心も体もほっとする住環境で暮らしているのでしょうか?

逆に言えば、幼少期に、のびのびと過ごせる、過剰な干渉や制約を受けない環境下で育てられれば、それがイコール自然な療育にもなるのではないでしょうか。つまり、幼少期に密室空間で育てられることにより、過剰になってしまっている部分もあるのではないでしょうか。

走り回っても、叫んでも、とくに周りに迷惑をかけることもなく、交通事故に遭うような場所でもなければ、投薬されずに過ごせる環境であれば、子どもにとっても親にとっても精神的にずいぶんと落ち着くのではないかと。

この問題は障害があるかどうかに関係なく、です。走り回りたいのが自然な発達であり、それを環境要因で制約しすぎるから、落ち着きがない、みたいな診断になってしまうのではないでしょうか。程度の問題というのも多分にあるわけでしょうし。

便利で安い密室空間に住めば済むほど、子どもにとってのストレスは増しますし、まさに、落ち着きがない、となる。それは住環境という要因がそうさせてしまっているのです。アトピーやぜんそくと同様です。

障害の有無は遺伝子の問題などがありますから、生まれた時からだ、となる部分もありますけど、そこから先、どんな環境を与えてあげれば、生きやすいのか、これは親が選択して、子どもに与えていくものです。

庭のある小さな木の家、ウッドデッキでもあれば、樹木でもあれば、それを眺めたり、虫を眺めたり、土をいじったり、そういう環境って、人間の心を穏やかにしてくれます。

療育を必要としているなら、なおのこと、心豊かに健康に暮らせる住環境が必要です。

そう感じて、それに気づき、そう考え、そう判断して、優先順位を見直して、当社にご相談、ご依頼してくださるご夫婦が非常に増えてきたのも事実です。お子様はもちろん。ご夫婦も心からほっとして、家で過ごせるようになり、叱る回数よりも、笑顔で過ごせる回数が増えた、というお言葉をいただいております。

元気に遊べば、熟睡します。子どもがよく寝付いてくれると、親もよく眠れます。

子育ては住まいから、です。

家づくり相談申込み(夫婦間で温度差がない)

https://docs.google.com/forms/d/1lCbeq3IWpCHs9cfdyjEOyQbyZ-44brLDX5Re3gr1koI/edit

母親のための伴走サービス申込み(夫婦間で温度差がある、家探しもワンオペ状態)

https://docs.google.com/forms/d/1Jt8wDN10tgb7bvuHC_AzVRUtxw1f7X9c5CvHGe6LuiI/edit

資金診断サービス(住宅ローンを貸してもらえるか知りたい)

https://docs.google.com/forms/d/1UDU_TAf9yl3DwoRYZJwDHKIF1Cf2Y95KYo0Ani1qDhA/edit

無料サービスに対するお客様の声

http://ogawanoie.jp/lp/lp2021_letter/index.html

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。