結婚式場が決まらないのはなぜか?
結婚するかどうか決めかねていると、どんな結婚式場を見ても、いまいち、ピンとこないと思います。
裏返すと、結婚式場を見て回っても、会場を決めきれないのであれば、それは式場の問題ではなく、自分が結婚する決断ができていないからです。もしくは、結婚することは決めているが「この人なのか」。つまり、お相手の問題です。
条件面では合意できて、打ち合わせは進めど、式の直前に破断になるケースはよくあります。原因は、式場や日取りやお金ではなく、お相手との問題です。
結婚する決断はできていて、その人と結婚することを決めていて、結婚式をすることも決めていれば、タイミングはあれど、どこかで必ず式場は決まりますし、日取りも決まる。その際には、式場選びが難航することは、ほとんどない。日取りの調整だけ。お金の問題は身の丈かちょい背伸びになるだけ(結婚式で背伸びすると、新婚生活から子育てまで、お金で苦しむ期間が長期化する)
本当に決断できているかどうかは、契約書に署名捺印するまでわからないわけですが、堂々巡りになっている時点で、それはやはり、?っとなるんです。日取りを聞かれて、答えきれない、決めきれないなど。式場選びの過程で、この人じゃないな、という見極めもあるかもしれないですね。それは家づくりでも、やり取りの中で不信感が出てきて、ここじゃない、というのもある。
とはいえ、結婚するかどうかの決断は、自分自身の問題なので、そこは自分で決着をつけた上で、もしくは、結婚するかどうか決めかねていることを伝えた上で、やり取りする、それが誠実な生き方だと思います。
決断できていると、式場における現実的な問題は妥協できます。逆に、妥協できない部分、自分たちにとって大切な部分も明確になるので、どの式場が自分たちにとって最善なのか、判断できます。決断するって、断るってことなので、断る、諦めることも明確になっています。一人の人としか結婚できないわけですから、それ以外の選択肢は断るわけです。
家の場合、2軒、3軒と所有する人もいますが、それでも結果的にそうなっていくだけで、一般には、持ち家は一軒です。それ以外は断ることになる。夫婦、家庭がうまくいく人は、幸せに暮らせる家を選んでいきますが、賃貸か持ち家に関係なく、住居選びを間違えると、幸せだった家庭も子育てもうまくいかなくなってしまいます。
結婚式は、ひと夜の宴ですが、住居は毎日の生活です。人生に与えるインパクトも大きい。賃貸でずっと暮らし続けるか否か。今の住まいにずっと住み続けるか否か。幸せな人生の望むのであれば、この現実的な問題に関して、まずは深く自分自身で考えて、結論を出す必要があります。人生終わっちゃいますから。
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