お客様の声

アパートで子育てするか、小川の家でするか。

ブログの投稿をサボっておりました。

昨夜、小川の家OBのMさま宅へ。早いものでお引き渡しから4年です。相談案件は「庭の森化」です。

新築時は、予算の都合で、庭の森化、というところまで、できませんでした。
その後、知り合いの業者さんに外回りの外構工事をお願いしたわけですが、思い描いたカタチにはちょっと至らず、モヤモヤしていたそうです。で、貯金をして、今回、ご相談を頂きました。幸せなことです。

で、7月末に現地は見に伺ったのですが、アレコレ考えているうちに、月日が過ぎ、いや、サボっていたわけではありませんが、弊社の現場サイドが何かと詰まっておりまして、段取りできず、私の方も、考え始めると、アレコレ考えてしまうんですよね。どうしたらいいかなあって。

もちろん、お客様の方から、こうしたい、あーしたい、でも、どうしたらいいですか、というやりとりはあるので、まあ、確かにこうすればいいかな、みたいなものはあるんですけど、それで職人さんにも現地を見てもらって、見積もりをしてもらったんですけど、私の方で、やっぱり気になることが出てきて、その「余計な」提案のために、ご訪問。

私にとって何が幸せかというと、家族の笑顔ですよ。子どもたちの笑い声、トーク、喧嘩、親子の会話、その一つ一つにユーモアとパワーと温もりがある。家の中も外も、愛情が溢れている。

私たち小川の家が実現させる暮らしってこういうことなんですよ。もちろん、私たちがつくれるのはハコとしての家です。モノです。だけど、どんなモノをつくるか、という問いは、どんなものを届けたいのか、ということが、私たちには先にあって、実現させたい未来があって、じゃあそれを形にするにはどうすればいいか、という逆算なんですよね。それは84m2の木造2階建ての建築物だけではなく、そこに至るプロセス、いちばんのハードルは、家づくり診断を通じて、現実に向き合い、自分と向き合い、夫婦で向き合い、決断していくこと、そして、土地の決定だったりするわけです。

Mさまのファイルを見返すと、5年前、第三子の誕生の写真が入っていました。そう、奥様、妊娠中に頑張ったんですよね。その子が大きくなって、「ねえ、遊ぼう、お相撲しようよ」と(笑)

僕は見知らぬおじさんですよ。簡単に説明すると、家を建てくれた人、となるわけですが、家づくりはわたいだけじゃなくて、たくさんの人たちが関わります。

幸せに暮らせる家しかつくらないって、子育てに良い家しかつくらないって、20年前に誓った私としては、これがこうやって継続して形になって現実になっていくのを見ると、これほど幸せなことはないんです

温もりがあるってこういうことですよ。

愛されて育つってこういうことです。

アパートの一室よりは、小川の家の方が、断然、次元の異なるより豊かで健康的で、自由で、安心、安全な暮らしと人生が叶います。

家を建てるからといって、稼ぎが増えるわけじゃないです。

マイホームを購入するからといって、経済力が増すわけじゃないです。

でも、幸せに暮らせる家を手に入れると、そこから先は、案外、収入も増えるし、何より、笑顔で健康な日常が手に入ります。家が手に入るんじゃないんですよね、少なくとも小川の家は、家=モノを売っているわけじゃないのです。

で、やっぱり、子ども達のこういう笑顔を見せられちゃうと、建築の力で、なるほど!って思う空間をつくって届けたいですよね。

方針は決定したので、ワクワクする庭の森化をしっかり完成させたいと思います^^

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私が書いています

代表取締役 小川勇人(おがわはやと)

代表取締役 小川勇人おがわはやと

1973年長崎の小さな工務店の長男として生まれる。2000年頃、シックハウス症候群と様々な社会問題が子育ての住環境に起因していることに気づく。以降、子育てを優先した家づくりに徹する。日経ビジネス誌にて「顧客の人生を助ける善い会社」として紹介(2015),著書「暮らしは変えられる」(2008)#妻と二男一女#ウルトラマラソン#登山#MBA(長大大学院,2014)#熊大工学部(1996)#長崎東#福大非常勤講師

暮らしは変えられる 「子育て優先」という選択 小川 勇人  (著) 小川 勇人のFacebook
子育ては、小川の家。